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町田さんご無事で何よ…
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町田 03/12 17:43
町田さん。ご無事でし…
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最も寂しい風景

 アメリカ人とは、世界で最も寂しい風景を見てしまった最初のヨーロッパ人である。
 といった人がいた。

 確かに、写真や映画に登場するモニュメントバレーなどの景色を見ると、基本的に 「森の民族」 だったヨーロッパ人たちが、言葉を失ったのもよく分かる。

 世界のポピュラーミュージックの中で、「ロンリー」 とか 「ロンサム」 という言葉が最も多く使われるのもカントリー&ウエスタンだとか。
 「さびしい!」
 と恥かしげもなく、あっけらかんと訴えるアメリカ人のつぶやきには、大自然の中で孤立した人間の本源的な寂しさというものが秘められているのかもしれない。

 しかし、アメリカ人たちは、その 「寂しい景色」 が好きなようだ。
 実際にモニュメントバレーなどに行くと、アメリカ人ですら、「わぁおー!」 と叫んで、群がって写真を撮るという。
 映画 『駅馬車』 、『バックトゥー・ザ・フューチャーⅢ』 、『フォレストガンプ』 などにも、この風景はさんざん登場する。彼らの意識の中に刷り込まれた原風景なのだろう。

モニュメントバレー16

 確かにこの光景は、どこか荘厳だ。
 「自然の威容」 ともいうべき風格があって、 言葉本来の意味での 「スピリチュアル」 な美しさに満ちている。

  ずっと昔、片岡義男がコピーとナレーションを務めたカーオーディオ (パイオニア) の 「ロンサムカーボーイ」 のCMで、この風景が登場したとき、泣けた。 
 以来、この風景が自分の 「旅の原点」 となった。
 ドライブとは、音楽を楽しむ行為だ、という思い込みもそのときに生まれた。

 今回、そこを走る。
 カーラジオをつけっぱなしで走るつもりだけど、そのときどんな音楽が鳴っているのか。
 きっと、生涯忘れられない音楽になりそうだ。

 (じゃ、行ってきます)

コラム&エッセイ | 投稿者 町田編集長 01:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

ケイタイの時代

 レンタルモーターホームで、アメリカを走る。
 出発は明日。
 ドコモショップに行って、海外で使えるケイタイ電話を借りてきた。
 メモリーを移植するのに、わずか10秒。
 いやはや、なんとも便利な世の中になったものだ。

携帯電話画像

 それにしても、近年こんなに普及した文明の利器というものは、他にないのではなかろうか。
 今の小学生の3割は、ケイタイ電話を持っているという。
 これが中学生になると、6割弱にまで跳ね上がる。
 彼らは、「食事中やだんらんのなかでも、ケイタイを手放すことができず」、「勉強中や授業中でも (友達からメールの返信が来るのか来ないのか) 気になって仕方がない」 という。

 この内閣府のデータを雑誌で紹介したコラムニストは、そのような状態を 「ケイタイ依存症」 として嘆いた。
 その著者が見るかぎり、ケイタイ電話がなければ、自己のアイデンティティすら獲得できない子供たちが増えつつあるという危惧が感じられたからだろう。

 確かに、ケイタイ電話の影響力って、大きい。
 パソコンの普及が人類に与えた影響なんて、軽く凌駕してしまう。

 パソコンは 「便利な道具」 。
 しかし、ケイタイは 「なくてはならない道具」 。
 その差は歴然としている。

 しかし、考えてみると、不思議だ。
 歩きながら、あるいは電車に揺られながら、何100kmと離れた人間と話したり、メッセージを送り合ったり、テレビを見たりというのは、20世紀に青春を送った人間たちにとってはホラーかファンタジーの出来事でしかなかった。(ファンタジーとは、いまだテクノロジーの進化によって実用化されないものの総称ともいえる)。


 20世紀の人間は、テクノロジーの力を借りて、目と耳の機能を、それ以前に暮らしていた人々の何千何万倍と容量アップした。
 
 たとえば電話。
 その機能を一言でいえば、
 「聴覚神経が、その人間の身体の外に飛び出した」
 といってもいい。

 つまり、聴覚をつかさどる神経細胞が人間の耳穴からヒュルヒュルと外に流れ出し、遠隔地にいる他者の神経細胞と、直接絡み合ってコミュニケートを果たす。
 それが 「電話による会話」 である。

 とはいいつつも、固定電話では、テクノロジーの力を借りてパワーアップした聴覚機能を発揮する場所も、家の中とか公衆電話に限定せざるを得なかった。

 ケイタイ電話は、さらにそこから一歩踏み出した。
 固定電話と違って、ケイタイは 「会話する場所」 を選ばない。

 「あなた、今どこをほっつき歩いているの? 夕ご飯が冷めないうちにとっと帰りなさい」

 “天からの声” は、突然下って、地に落ちる。

 居酒屋でクダを巻いているときに、突然天からメッセージが届くなどというのは、神に認められた予言者しか経験できなかったことなのだ。

 素朴に考えてみれば実に不思議なことだ。
 おそらく、ケイタイ電話が普及する前と今では、人間の感受性や思想は大きく変わっているはずである。我々がそれに気づかないのは、ケイタイ電話が普及しすぎて、生活の中にどっぷり溶け込んでしまったからだ。

 しかし、遠い将来、長期スパンで時代の流れを眺めるようになった未来の人間たちは、こういうだろう。

 「人類の文明史には、大きな転換点が二つありました。新石器時代とケイタイ時代です」

 「ケイタイ時代」 が、将来の人類にとって、良い響きの言葉として伝わっていくことを祈りたい。


コラム&エッセイ | 投稿者 町田編集長 22:29 | コメント(2)| トラックバック(2)

おバカキャラ

 肩の凝らないコラム、気楽なエッセイ。
 読者にとっては、簡単に読み飛ばせるような軽い読み物というのは、筆者の本当の文章力が問われる世界ともいえる。

 それに関して、いつも 「面白いなぁ!」 と感心させられるのは、『だめんずうぉーかー』 などの著作で知られる倉田真由美さんのコラムだ。

だめんずうぉーかー表紙

 このブログでも、何度か言及したことがあるが、倉田さんの文章の “軽さ” には、鋭利なナイフのような切れ味が隠されている。

 たとえば、『週刊朝日』 の連載コラム 「フリドラ男」 の5月16日号。
 テーマは、「カレセン」 (枯れたオヤジ好きの女たち) だ。

 そこで、彼女は、「枯れたオヤジを好む女たちが増えて、今や、ちょい不良 (ワル) オヤジのムーブメントを超える勢いだが…」 、それを聞いて 「我が世の春が来た」 と勘違いするおやじたちに警鐘を鳴らしている。

 いわく、
 「枯れた魅力の演出は、ギラギラのちょいワルになるよりはるかに難しい。ちょいワルは洋服や服飾品でかなり近づくことができるが、枯れたオヤジを服装で演出すると、単なる “しょぼいオヤジ” になるのが関の山だ」
 
 なるほど。
 「カレセンブーム」 などという言葉を聞くと、私のような 「ちょいワル」 に抵抗のある中途半端オヤジは、「カレセン」 なら可能性があるかも…と一縷の望みを抱いてしまうのだが、この手の幻想をざっくりと切り刻むことにかけて、彼女は容赦しない。

 「枯れた魅力とは、相当な地力がないと発揮できない。手間とセンス、そして歴史があって成り立つ。結局は、“モテてきた歴史” が必要だ。
 若い頃十分にモテたからこそ、加齢を受け入れる余裕、女にガツガツしない余裕が生まれる」

 つまり、男の魅力というのは、「女にガツガツしていない」 ところから生まれるというわけで、言ってしまえば、「いい年したオヤジは、むやみにモテようと思うな」 という結論になる。

 こういう文章を読むと、私なんぞはもろに冷や水を浴びせられたような気分になるのだが、しかし、それがけっこう心地よい。
 文章の面白さというものに酔わされるからだろう。


 本日出た6月6日号では、「おバカキャラ」 がテーマになっている。
 クイズ番組などで、無知や珍解答をさらけ出したタレントたちが異様にウケている現状を分析したものだ。

 ここでも、鋭い分析がなされている。
 おバカキャラといっても、「レベルが中途半端なものはウケない」 というのだ。

 「おバカキャラとして人気を得るには、天然の才能が必要だ。普通の人間が知恵を絞って面白いことを言おうとしても、バカの天才が脊髄 (せきずい) 反射で応える一言に及びもつかない」

 ここでも、身もフタもない冷厳な事実が、ピシャリと言い当てられている。
 「自分の無知と無教養を逆手にとって、おバカキャラで売り出そうと思っても、世間は甘くないぜ」
 というわけだ。

 さらに、
 「ここで重要なポイントは、おバカキャラで人気を博しているのは、基本的に男女とも美男美女ばかりなのだ。愛されるおバカキャラとは “見た目カッコいい” のに、中身が “天然バカ” なのである。ブズブザイクでは、痛々しさが生じる分、笑いに勢いがなくなる」

 こういった、臆面もなく言い放つにはちょっと抵抗のある事柄を、グサっと直球勝負してくるところが、倉田さんの真骨頂ともいえる。

 それにしても、ドラマでは主役を張れるような美男美女が、賢い人間を演じるのではなく、おバカキャラを売った方がウケるというのは、いったいどういう時代なのだろう。

 倉田さんも、「おバカキャラを楽しむには特殊なセンサーが必要で、そのセンサーは若ければ若いほど発達し、逆に高齢者にそれを望むのは無理だろう」
 と断定している。

 おバカキャラが、日本のお笑い文化を高める存在になったのか、それとも、ただの堕落の象徴か。
 「高齢者」 の私には、にわかに判定できない時代が来てしまった。

コラム&エッセイ | 投稿者 町田編集長 23:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

国際免許

 生まれて初めて、「国際免許」 なるものを取得した。
 あまりものあっけない手続きで拍子抜け。
 パスポートを提示して、5×4㎝の写真を用意しておけば、4~5分で完了。
 
 しかし、これでいよいよ憧れの 「北米大陸モーターホームの旅」 に出発だ。

ルート66沿いで1

 突然だが、レンタルモーターホームを借りて、グランドキャニオン、モニュメントバレーなど、アメリカ西部劇の舞台となる場所を5泊ほど旅することになった。

 このホビダスでもブログを掲載されている 「motor-home」 さんの誘いによるもの。
 急なことだったので、自分でもまだ心の準備ができていないのだけれど、せっかくのお誘いなので、これをチャンスとして生かすことにした。

 宿泊場所は、現地のRVパーク。
 映画 『アバウトシュミット』 や 『RV』 などにも出てくる “キャンピングカー専用キャンプ場” である。

 以前より、一生に一度は、「荒野の果てに消え行く一本道」 を自分の運転するクルマで走ってみたいと思っていた。

モニュメントバレー16

 定年退職後の夢だな…ぐらいに構えていたのだが、それが予想外に早く実現する。
 インターステートハイウェイから降りて、途中ルート66の匂いが残っている道も走ってみたい。
 とにかく、写真をいっぱい撮ってこようと思う。

ルート66の看板1

 今日は、そのために、カメラ屋に出向いてコンパクトフラッシュを買い貯めたり、軽量三脚を購入したり、海外用の携帯電話のレンタル手続きをしたりして大忙し。

 帰りに本屋に寄って、旅行者用の英会話集みたいなものを買い揃えた。
 「タイヤがパンクしました」
 というのは、
 「I have a flat tire」 というのだそうだ。
 …なるほどな。
 フラットタイヤ。
 勉強になる。

 借りるクルマは、31フィートのクラスC。
 左ハンドル…は、まぁ、今の自分のキャンピングカーが左ハンドルなので、さほど心配はないが、問題なのは右側通行。
 経験した人の話によると、右左折のときに、うっかりすると、日本の習慣で左側を走り始めてしまうという。
 「右側、右側…」
 と、しばらくは呪文のように頭の中で繰り返しているしかないようだ。

 現地のRVパークでは、果たして、どのような人々と会えるのか。
 日本のキャンプ場しか知らないので、今から楽しみだ。

 
ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 22:25 | コメント(6)| トラックバック(0)

マックスミューズ

 このブログの運営と同時に、実はホームページも運営している。
 『キャンピングカースーパーガイド』 の内容と連動したキャンピングカー情報を提供するHPなのだが、最近はブログの情報提供が中心となってしまったため、本家本元のHPの方は、若干更新をサボりがち。

 それでも、注目してくださる読者の方もいらっしゃるようで、今回 「max muse (マックス・ミューズ) 」 というポータルサイトが、HPの方で連載している 「今日もバンクで独り寝」 という連載エッセイを、コンテンツの一つとして紹介してくださることになった。

独り寝タイトル

 「max muse」 は、団塊世代、アクティブシニアを対象とした 「大人のための趣味と生活に役立つ情報」 を提供する総合サイト…とのことで、「旅行」 、「クルマ」 、「ファッション」 、「スポーツ」 、「健康」 、「エンターティメント」 、「ペット」 などの分野で活躍する専門家によるエッセイを中心とした、興味深い小コンテンツを並べている。
 その中の 「クルマ」 という情報提供欄に、連載エッセイが掲載されることになった。

 主催者側としては、キャンピングカーのシニアマーケットを活性化したいという狙いがあったのかもしれない。
 
 それはありがたいことなのだけれど、このエッセイ。
 実は、自分がキャンピングカーに乗って経験した「失敗談」 が中心となったようなもの。
 
 山の中で脱輪してしまった話。
 ペット禁止のキャンプ場で、取材中、クルマの中に閉じ込めていた犬が脱走して、場内を駆け回ってしまった話。
 温泉街のスナックで、そこの若い子に振られてしまった話。
 息子と一緒に入っていた混浴温泉に美女が入浴してきて、2人で目のやり場に困った話…などが載っている。
 どう考えても、キャンピングカーでの 「ハッピーライフ」 にはほど遠い話ばかり。

 まぁ、そういう失敗談の方が、案外キャンピングカーライフの楽しさを伝える場合もあるかもしれない…という判断から、このエッセイへのリンクの申し出があったのかもしれない。

 いずれにせよ、社外のポータルサイトで自社コンテンツが紹介されるのは初めてのケースなので、自分としては光栄なことだと思っている。

 皆さまも、「max muse」 をご一読ください。


ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 00:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

最後の本屋

 会社の裏に、地元の商店街が連なった細い道路がある。
 一度、暇にまかせて歩き続けたことがある。

 並行して走る私鉄の駅を四つまで数えたところで、疲れた。
 そこから私鉄に乗って、戻った。
 道は、まだその先に続いていた。

 いったいどこまで続いているのか。

 一説によると、その道の果ては京都の三条大橋だということになっている。
 昔は本当にそうだったらしいが、今もそうなのかどうか、よく分からない。
 
 ただ、どことなく、時の流れに取り残された道という雰囲気だけは残っている。
 一歩わき道にそれると、もうそこは迷路。
 突然、道の真ん中に井戸が出てきたりする。

井戸

 この商店街を昼飯のときなどぶらぶら歩くことを繰り返して、いつの間にか30年経った。
 地元の消費者だけを頼りにしているような町なので、あまり大きな発展がない。
 むしろ、時の経過とともに、商い (あきない) をやめる店が増えている。
 櫛の歯が抜けるように、1年に1~2軒の割で、シャッターを下ろしたままの建物が目立っていく。

 まれに、大手企業が経営するフードショップのフランチャイズ店になって、活気を呈する店もあるが、その分、街の景色は個性を失って、日本のどこにでもあるような平凡な町になっていく。 

 この15日に、一軒の本屋が店を閉じた。
 専門書などを探すには向かない小さな店だったが、それでも店主がよく研究しているのか、時のベストセラーなどは、すかさず仕入れて店頭に並べていた。

 『女性の品格』
 『バカの壁』
 『ハリー・ポッター』

 大規模書店では平積みになる、そのような本が、たいてい1冊だけ、ときどきホコリを被って、ひっそりと顔をのぞかせている様子は、時として寂しげにも見えることもあったが、それでも店主の心意気を感じさせた。
 
 それらの本を求める読者が、その店に足を運んだかどうかは分からない。
 店の売れ筋は、コミックと雑誌だったろう。

 それでも、入り口近くに、そのような話題のベストセラー書が置いてあれば、ぶらりと入ったお客には、時代の流れに取り残されていない本屋であることが分かる。
 店の 粋がりだったかもしれない。

 病院に入院し、退院してから、その本屋が店を閉じたことを知った。

 店舗の敷地はどうなるのか。
 店の主人夫妻はどう暮らすのか。
 気にするほどのこともあるまいと思うのだが、少しは気になる。

 人々の本離れが進行しているなどと言われる昨今、確かに書店の営業は厳しいのかもしれない。

 欲しい情報は、ネットで検索して、コピー&ペーストで取り込むか、プリントアウトすればいいという時代。書籍が 「情報源」 となるという感覚は、人々の意識から急速に遠ざかりつつある。

 通勤中に文庫本やビジネス書を読もうとするサラリーマンが多い駅周辺の本屋さんはまだ生き残れるだろう。
 幼稚園の子供をクルマで送り迎えするようなママさんが寄る大きな駐車場を控えた郊外型の書店さんも大丈夫だ。
 しかし、サラリーマン層や主婦層、学生たちのいない地域の町の小さな本屋さんなどには、今や、よほどのことがないと人の影を見ることがない。

 一時は、その通りに4軒の書店があった。
 その最後の一軒が店を閉じた。


ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 20:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

パクる

 長年、「アドウエーブ」 に在籍された堀川克年さんが、そこを円満退社され、独立して事務所を構えられた。
 …といったって、何のことか分からないだろうなぁ。
 超ローカルな話題だし。 

堀川氏

 しかし、この堀川氏。
 キャンピングカー業界では、知る人ぞ知る、超ビッグデザイナー。
 キャンピングカー専門誌の広告制作においても、大手クライアントをたくさん抱え、日本RV協会さんに関わる仕事でも、重要なデザインワークを数多くこなしている。

 誰でも知っているところでは、このマナーステッカー。

マナーステッカー

 「(ゴミを)持ちカエル、無事カエル」
 マナー遵守を心掛けるキャンピングカーユーザーのアイテムとして、キャンピングカーに張るステッカーとしては、もうお馴染みのデザインのはず。

 そのほか、日本RV協会さん発行の広報誌 『くるま旅』 や 『キャンピングカー白書』、『マナーリーフレット』 のデザインも、すべてこの人が手掛けている。

 当社が発行する 『キャンピングカー スーパーガイド』 の表紙や特集読み物、中ページのレイアウトなども彼の手によるもの。
 10年来のつきあいで、うちとしても、欠かすことのできない大切なデザイナーさんなのだ。

08ガイド表紙

 そんなわけで、夕べ、キャンピングカー業界のイベント事業を行うマイクロプロモーションの村上さんと一緒に、彼の 「新事務所 開設祝いパーティ」 を都内某所で行った。

 明るいノリの人で、その飾らない性格が多くの人から愛されているのだが、一部の人からは 「軽いヤツ」 と見下されがちだ、と本人はいう。
 しかし、その 「軽さ」 が、実は、デザイン感覚の軽妙さを維持するための武器であるところが、この人のただならぬところ。 
 時代の流れを適切に切り取るデザインセンスでは、ピカイチなのだ。

 たとえば、韓流ドラマの 「冬のソナタ」 がブレークした年。
 堀川氏は、さっさとそのパロディをキャンピングカー会社 (デルタリンクさん) の広告に取り入れている。
 「笑いが取れる広告」 をこの業界に取り入れたのは、彼が始めてではあるまいか。

デルタ広告

 彼の口癖は、
 「いいデザインがあれば、パクるだけですよ」
 
 そうあっけらかんと言ってのけるのだが、この 「パクる」 に騙されてはいけない。
 それは、「勉強する」 の同義語なのだから。

 パーティの会場に行く前、駅の改札口で待ち合わせをした。
 
 駅前で、ビラ配りのお兄ちゃんが、彼にチラシを渡す。
 何食わぬ顔をして、さっと受け取り、チラシのデザインチェック。

 「使える」 と思ったのか、それを大事そうに自分のバッグにしまいこんだ。
 
 若いデザイナーには、
 「自分の独創性などにこだわらず、良いものがあればパクれよ」
 と指導しているのだそうだが、なかなかその意味を理解するデザイナーはいないという。

 パクる前には、まずその元のデザインの良さを理解する目が養われていなければならない。
 と同時に、元のデザインを超えるアイデアをひねり出さなければならない。

 そうやって出来た作品は、似ているようで、まったく違ったオリジナル性を備えることになる。
 
 良いものを素直に 「良い」 と認める直観力。
 それって、デザイナーに限らず、クリエイティブな仕事に携わるすべての人間に共通して必要なことだろう。
 そういう 「素直さ」 が、堀川氏のデザインワークを支える大きな力となっている。

 新事務所の名前は 「PACREW (ピ-エークルー) 」 。
 
 「どういう意味?」 と尋ねたら、
 「PACREW = パクル ですよ」
 と、あっけらかんと笑って答えた。

 いや、なんとも、ものすごい 「軽さ」 を武器として戦っている人だ。

ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 11:23 | コメント(2)| トラックバック(0)

砂漠の蜃気楼

 世界は不況なのか、好況なのか。

 「世界同時不況」 がマスコミを賑わせるような時代に、こういう映像を見せられると、世界は本当に不況なのか、好況なのか分からなくなる。

 日曜日に放映されたHNKスペシャル 『沸騰都市』。
 その第一回は、中東・アラブ首長国連邦の第二の都市ドバイ ( dubai) 。

 ラスベガスを圧倒するような豪奢なリゾートホテル街に、目の飛び出るような金額の高級車を乗りつけて、笑いさざめきながら遊び回る世界の富豪たち。

 高層ビルの谷間を縫うように走る広々としたハイウェイ。
 
 海の上には、まぶしい陽光が生んだ幻覚のように、とてつもない規模の人工島が次々と浮上している。

 夜。
 大都市の上空から眺めおろすビル群のネオンは、宝石箱をひっくり返したようなゴージャスな光をまき散らし、さながら 「ブレードランナー」 の未来都市のような、妖しい輝きを放つ。


 10年ほど前、そこはほとんど砂漠だったという。
 視界に入るのは、砂の大地と大空の間を一本の線で区切る地平線だけ。
 そこに、突然出現した 「未来都市ドバイ」 。

 カメラは、ときどき、砂漠の彼方に、陽炎のように燃え立つ非現実的なビル群を、超望遠で捉える。

 ナレーションでは、一言も語らないまでも、
 そのカメラワークそのものが、
 「ほら、砂漠の蜃気楼みたいだろ?」
 と言っているみたいだ。
 
 「蜃気楼」 という言葉から連想される “危うさ” や “はかなさ” を、言語では巧妙に排除しながら、映像でそれとなく暗示している。
 NHKもやるもんだ。

 現在、街の中心になりつつあるのは世界一の高さを誇るという 「ブルジュドバイ」 という超高層ビル。
 高さ800m。160階建て。

 今まで、世界一の高さを誇るビルが500mクラスだったというから、ブルジュドバイの地上800mは、「重力への挑戦」 、「神への挑戦」 でもある。

dubaiのビル

 ビルの完成は2009年。
 今も、4日に1階ずつのペースで上に伸び続けているという。
 聖書に出てくる 「バベルの塔」 を連想した視聴者も多かったのではあるまいか。
 
 なぜ、そんなに天空をめざすのか。

 ドバイの都市計画プロジェクトを企画している企業の経営者は、この世界一の高さを誇るビルについて、こう語る。

 「エベレストに2番目に登った人の名前は覚えているかい? 知らないだろ。ほとんどの人々はナンバーツーの名前など覚えていない。人々の記憶にのぼるのは、常にナンバーワンだけだ」

 だから、ドバイではとにかく 「世界一」 が多い。
 「世界最大の空港」 
 「世界最大の人工島」

 南の海特有のエメラルド色に光る海上には、目にもまばゆい白砂に囲まれた島々が浮かんでいる。
 その上には、大富豪向けのリゾートマンションやら別荘やらが続々と建ち並ぶ。

 ここも、10年前には島影ひとつなかったただの海原。
 それが、突如、南海の楽園に変身。
 施工者はこの人工島をつくるために、世界中の山々を買占め、それを切り崩して、島の基礎を作る土石として海中に埋めたという。

 ここでも、「神の創りたまいし自然の景観への挑戦」 という言葉が浮かんでくる。
 イスラム教というのは、人間の神への挑戦を許す宗教だったのだろうか。
 よく分らない。

 
 ドバイの魔法を紡ぎだした原動力となったものが、中東のオイルマネー。
 世界のエネルギー産業の中軸を担う石油資本を手にしたおかげで、砂漠のベドウィン族 (遊牧民) の首長たちは、世界一の富裕者になった。
 彼らにとって、ドバイの繁栄を世界に見せることは、西欧列強に追い詰められてきたイスラムの栄光を取り戻す絶好の場であるらしい。

 そう思うと、この街の抽象度の高い超人工的なたたずまいも、なんだか合点がゆく。

 デザインコンペのカンプをそのまま実現したかのような、奇想天外の建物群。
 ネオンと照明の角度によって、次々と変貌していく室内インテリアや庭園。
 100%エンターティメントを目的とした、あのテーマパークさながらの生活空間というのも、宗教的なプロパガンダという側面があるとしたら、それなりに意味がありそうに思えてくる。

 
 しかし、一方では、ドバイの繁栄は、一攫千金を夢見る世界の投資家たちの欲望によって支えられていることも、番組は明らかにする。
 建築中のビルのワンフロアを、何十億という単位で買い取ったイラン人の投資家が画面に登場する。

 「あのビルに人が暮らす頃を見計らって転売すれば、さらに4~5億円値が上がった状態で転売できるでしょう」

 彼は、そのビルに住むのが目的ではない。
 最初から転売したときの利益を計算して、ドバイの不動産を買い占めているのだ。
 建築中の高層ビルでも、すでに各部屋がほとんど売り切れ状態になっているというのは、ほとんどがそのような業者の買占めによるものらしい。

 バブルだ。
 
 不動産取引のシーンに登場する男たちの姿も紹介された。
 みな草食獣を食いあさる肉食獣の、精悍さと、獰猛さと、頼もしさと、うさん臭さをぷんぷんと漂わせる表情だった。

 金儲けのへの執念。
 そういう投資家たちの生々しい欲望を吸収しながら、実際に発展していくドバイという街は、どんどん抽象度を高めていく。
 デザインと光が、人間の生活より目立つ街。

 なんかすごい不思議だ。
 上海の近未来風景も、このドバイに比べると、一気に色あせてしまう。

 同じ時間帯に放映される 「ナルニア国物語 (ライオンと魔女) 」を観るつもりでいたが、このNHKスペシャルのドバイの映像を最初にちょっと見ただけで、もう釘付けになってしまった。

 「ナルニア国物語」が、ファンタジー特有の奇想天外なシーンで満たされていることは容易に想像がつくが、それでも、地上に姿を現した現実のドバイのシュールな感覚に、とても追いつかないのではないかという気がした。


ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 17:48 | コメント(2)| トラックバック(0)

退屈って素敵だ

 入院していると、退屈だった。
 だけど、「退屈」ってのは、決して悪いことではない。
 とても贅沢なものだと思う。

 元気に働いているときは、つまらないことを考える時間がない。
 しかし、退屈だと、つまらないことを深く考える。

 「日本の国語教育はこれでいいのか?」
 …なんて、まぁ、忙しい時はそんな問題意識そのものが浮かんでこないが、退屈だと、そんなことをダラダラと考え込んで、とても気持ちがよい。

 病院の売店で買った 『文藝春秋』 6月号をベッドの上でパラパラと開いていたら、「言葉をめぐる憂国鼎談」 という記事が載っていた。
 国語学者の大野晋氏、作家の丸谷才一氏、井上ひさし氏の3人が、日本の国語教育について語っていた。

文藝春秋6月号
 
 ふだん、あまりこういうものは読まない。
 この世代の人たちが集まると、だいたい、「最近の日本語は乱れている」 というような話に終始することが多い。そういう話は、ともすれば教養人の懐古趣味で終わることが多く、言葉が生成する現場の感覚からズレてしまったりする。

 だから、普段だったら敬して遠ざけたりするのだが、退屈だから、いそいそと読んだ。
 
 確かに、「最近の日本語は乱れている」 というような流れには変わりなかったけれど、外国の国語教育の話が出ていて面白かった。

 たとえば、日本の国語教育では、よく 「これを書いたときの作者はどういう気持ちだったでしょうか。次の三つの中から選びなさい」 …風の設問設定が使われるけれど、イギリスの英語教育などでは、そんな “幼稚な” ことはしないのだという。
 生徒にシェークスピアの 『マクベス』 をしっかり読ませ、「マクベスの王様殺しが起こった翌日のロンドン・タイムスを作りなさい」 というような問題が出るらしい。

 すると、
 「どうしてイギリスでは、王様殺しをした人間が王朝を継続できるのか」 と社説風に真面目に論じる生徒がいると思えば、小さなベタ記事にして、「後任にマクベス氏有力」 とすっぱ抜き風の記事を書く生徒もいるという。

 へぇ~…と思った。
 なんか楽しそうだ。

 あるいは、トーマス・マンの 『魔の山』 を読ませて、自分の考えや感想を入れず、とにかく作品を短くまとめさせるというようなことをやらせるらしい。

 日本では、まず作品に対する感想を述べることが優先される。
 しかし、本の後書きに出てくる解説を書き直したような 「感想文」 を書くことよりも、要約することの方が、よほど国語力を高めることになるらしい。

 要約するためには、物語としての起承転結をきちんと把握しなければならない。
 しかも、「短く」 という制限が設けられているので、物語の中の何を残し、何を切り捨てるかという自分なりの選択基準が確立されていなければならない。

 こういう訓練を繰り返すことによって、たとえば、将来商品開発などをするときに、商品にまつわるストーリーを消費者に訴える力が付いたりするとか。
 
 ほぉ…なるほどな。
 自分の仕事にも関係しそうな話で、とっても面白かった。

 昔、別の本で、「好きな映画のテーマを説明すること」 が、一番手っ取り早い文章訓練になるというのを読んだことがあった。
 感想ではない。
 テーマ。

 つまり、「好き嫌い」 を超えて、その映画の客観的な面白さを、いかに第三者に伝えるか。
 
 映画の構成要素は非常に複雑だ。
 監督の演出に重きを置くか。
 俳優の演技に視点を合わせるか。
 映像処理に注目するか。
 音楽に注意を払うか。
 
 観た人間の関心の持ち方で、テーマの捉え方が微妙に異なる。
 それを意識的に追求していくことが、けっこう文章修行になるらしい。

 ま、そんなことをつらつら考えながら、眠くなったらそのまま目をつぶる。
 「病院で退屈する」 って、ホントに素晴らしい。 

 
ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 00:09 | コメント(4)| トラックバック(0)

病院での日々

 「突然の入院」 などという大仰なタイトルの記事を最後に、ブログを休んでしまったので、一部の方には大変なご心配とご迷惑をおかけしたようです。
 本当に申し訳ございませんでした。

 「末期ガンにでもかかったのだろう。命があるうちに、東京まで見舞いにいかねば…」
 などと思われた方もいらっしゃったとか。

 カスタムプロホワイトの池田様。
 大丈夫です。
 ガンではなかったようです。
 この場を借りて、お詫びと御礼を述べさせていただきます。

 いろいろと励ましのコメントもいただきました。
 皆さまありがとうございました。

 病名は、「蜂窩織炎 (ほうかしきえん) 」 というもの。
 なんじゃそりゃ?
 私もはじめて聞く名です。

 要は、黴菌による感染で、患部に 「蜂の巣」 のような穴が空くというもの。まぁ、傷口の後処理を怠って放置してしまうと、そういう状態になってしまうということらしいのです。
 特に、(私のような) 糖尿病体質の人間は、菌に対する抵抗力も弱いので、ちょっとした怪我も大事になりやすいとか。
 日頃の健康管理のずさんさが露呈した感じで、恥かしい限りです。

 病院では、1日2回の点滴を受け、後は、脚の血流を保つために足を少し高く掲げて、寝ているだけ。
 6日間、窓の外に見えるビル群が、朝の日差しに包まれ、夕暮れの色に染まり、ネオンに衣替えする様子をひたすら眺めるだけの日々でした。
 寝たままできることといえば、本を読むか、テレビを観るだけ。

 テレビはさんざん観たなぁ。
 おかげで、手軽にできる豚の竜田揚げ、本格的な玉子焼き、炊飯器を使ったチャーハンの作り方なんかをしっかり覚えました。
 
 ドキュメンタリーも欠かさず観ましたねぇ。
 面白かったのは、NHK教育テレビでやっていた 「ティラノザウルスの正体」 。
 四つ足の大恐竜なのですが、ティラノザウルスの前足というのは、「何のために付いているの?」 と疑いたくなるほど小さなもの。
 6~7トンという巨体を、ほとんど2本足で支えていたわけですね。
 移動時には、いったいどうやってバランスを取っていたのか。
 エサとなる草食恐竜を捕食するときは、どういう行動を取っていたのか。

ティラノサウルス

 いやぁ、傑作!
 古生物学に始まり、遺伝子学、工学、物理学などの諸学問を総動員して、その秘密を明かしながら、さらにそれを 『ジュラシックパーク』 顔負けのCG映像で見せてくれるので、こりゃもうたまりません。

 最近の学説では、ティラノザウルスの歩行速度は、最大時速50㎞ぐらいというのが定説だったそうですが、骨や筋肉の構造を工学的に研究すると、時速30㎞ぐらいが関の山だったとか。
 移動速度の遅さを補うように、彼らは、狼のように役割分担を決めて、集団で狩をしていたのではないか?
 あるいは、ハイエナのように、草原に倒れていた恐竜の死肉を食べていたのではないか?
 いろいろな仮説も紹介されて、興味はいや増すばかり。
 こういうドキュメンタリー番組は、好きですねぇ。

 別の番組では、東海大学の学生たちが耐久マシンを製作して、ルマンに挑戦するリポートを放映していました。
 これも面白かった。
 ハーネスの回し方すらもおぼつかないような状態から、どうやってルマンの出場権を獲得するマシンに仕上げるまでに至ったか。
 もし、これで予選などに通ったら、とてつもない快挙でしょ。
 元気の出てくるリポートでした。

 しかし、この間、一番目にしたのは、なんといっても中国の四川大地震の実況中継。
 瓦礫の下に埋もれている肉親の安否を気遣って泣き叫ぶ人々の顔。
 暗澹たる気持ちになります。

 「救出するために、やむなく足を切断するようです」
 などというナレーションが入ってきて、その本人と家族のことを思うと、思わずチャンネルを変えたくなってしまいます。
 …俺なんか、かすり傷だけで点滴を受けている。
 わが身を 「幸せ」 と思うと同時に、そういう 「幸せ」 にうしろめたさを感じたり。

 めまぐるしく動いていく世の中を尻目に、ぬくぬくと寝そべって過ごした6日間。
 今日、退院しました。


ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 17:36 | コメント(10)| トラックバック(0)

突然の入院

 これから突然の入院です。
 キャンプ中、ちょっと高いところから足を踏み外して、膝下を擦りむいてしまったのですが、
 「なーに、たいしたことあるまい」
 とそのまま放置しておいたら、どうやら雑菌が入ったらしく、足がどんどん腫れてきてしまい、昨日外科のお医者さんに見せたら、
 「今まで放っておいたの?」
 と呆れられてしまいました。

 今日もお昼まで、抗生物質の点滴を受けて、いったん会社に出て、やらなければならない仕事をチョコチョコとこなし、このブログを書いてから入院。

 擦り傷をそのままにして、キャンプ中は酒もガンガン飲んじゃったし、あちこちの立ち寄り湯にも寄ったしなぁ…。

 皆様も気をつけましょう。
ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 15:21 | コメント(16)| トラックバック(0)

犬のおしっこ

 キャンプから帰ってきたときのキャンピングカーの室内の清掃に、だんだん時間がかかるようになってきた。

 その主な要因は、犬だ。
 特に、夏毛・冬毛に生え変わる季節は、車内のあちらこちらに抜け毛がこびり付く。

 でも、それはまだいい。
 問題はおしっことうんち。

 躾の問題といってしまえばそれまでだけど、我が家のクッキー嬢は、そのへんがおおらか。
 一応、車内に排泄用シートを敷いて、
 「お前のトイレはここだよ」
 と、よ~く言い含めるのだが、
 「ワン」
 と、返事だけは調子いいものの、排泄シートの上に落下物を命中させる率が低い。

車内のクッキー1

 走行中に揺れたりすることが原因なのか、よくずれる。
 ずれるどころか、そうとう見当違いの場所に落下させることも多々ある。
 そもそも、排泄シートの上に落下物を収めようという意志そのものが感じられない場合もある。

 犬を車内に置いて、サービスエリアの食堂などに出かけたとき、帰ってくると、
 「私を置き去りにした報復である」
 とばかりに、運転席足元フロアマットの上に、湯気を立てた液状のものを堂々と残していたりする。

 そのたびに、カミさんから尻尾を捕まえられて、ぐるぐると振り回され、ハンマー投げよろしく大空に向かって投げ放たれる。

 「何もそこまでしなくても…」
 と、私などは思うのだが、激怒したときのカミさんの怖さを知っているので、空を飛んでいく犬の後姿を、無事を祈りながら、黙って見守ることしかできない。

 最近は、犬の方も慣れたもので、耳をひらひら羽ばたかせ、滞空距離を少しでも伸ばそうとしている様子も感じられる。

 冗談はさておき、この犬のおしっこ・うんち攻撃の事後処理が大変になってきた。

 わが愛車は、そのことへの対応をも考え、ホームセンターで買った車内用カーペットをオリジナルのカーペットのサイズに合わせて加工して、2重カーペットにしてある。

 さらに、その上に長めのフロアマットを敷いて、汚れても簡単に水洗いできるようにした。

 だから、今の愛車は、運転席から真後ろのエントランスドアまで、土足でウォークスルーできる状態になっている。

 それでも、マットの隙間から下のカーペットに入り込んでいくおしっこを阻止することができない。
 うんちの場合は、トイレットペーパーでくるんで、カセットトイレの中に流し込んでしまうからいいのだけれど、おしっこはペーパーに染み込ませて拭き取っても、臭いが残る。

 ペットと旅行を楽しんでいる皆さん。
 こういうとき、どういう対応されていらっしゃいますか?
 
 いい知恵がありましたら、お聞かせください。


ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 11:20 | コメント(6)| トラックバック(0)

御前崎でCAMP

 GWは御前崎でキャンプ。
 戸川總さんが顧問を務められているTAS (トレイル・アドベンチャー・スピリット) のクラブキャンプにご招待いただいて、今年も楽しいGWを過ごしました。

TAS御前崎1

 このクラブは正会員以外に、特別参加のビジターを招待することで、交流の輪を広げている団体なのですが、これで私もGWは3回連続の出場。その他のイベントを合わせると、かれこれ10回ぐらいは参加させてもらっています。

 ビジターとはいいながら、メンバーの皆様とはもうすっかり顔なじみ。

 B.C.ヴァーノン、プレジャーウェイといった北米系モーターホームが主流のクラブですが、ドイツ車やピックアップキャビン、私のような国産キャブコンなど、参加者の車種構成は色とりどり。
 クルマ談義にも多様性が加わり、そこが面白いところです。

TAS御前崎3

 会場となった 「御前崎マリンパークオートキャンプ場」 は、目の前に駿河湾が広がるビーチサイドキャンプ場。海を隔てて富士山が遠望できるロケーションに恵まれた場所です。

TAS御前崎2

 しかし、施設的にはまだ発展途上のキャンプ場という雰囲気で、トイレと水場がある程度。
 サイトの水はけが悪く、前夜の雨がところどころ水溜りとして残る場所に乗り入れたモーターホームの中には、スタックして往生したクルマも多かったとか。

 木立がない、海風をまともに受けるなど、炎天下や強風時のキャンプはちょっと辛いものがありそうですが、個人的には、こういうだだっ広いフリーサイトのキャンプ場の景観は、嫌いな方ではありません。

 夕暮れ時など、壮大に天を焦がす夕焼けが、やけにでっかく見えて、眺望の開けたキャンプ場ならではの醍醐味が味わえます。

 2日目は、恒例となったチャリーティーオークション。
 キャンプ中に必要になったタオル、高級ワイングラスなどを格安でゲットしました。
 オークションを仕切る戸川さんの名トーク。
 それを聞いているだけでも、このオークションは価値あり。

TAS御前崎チャリティー 

 今回は、キャンピングカー専門誌 『オートキャンパー』 の編集者である山口さんも家族で参加。
 夕方からのパーティでは、連夜にわたって山口さんと話す機会が持てました。

 キャンピングカーにおけるブランド力とは何か。
 国産キャンピングカーは、海外での商品力を問うレベルになったのか。
 本当に使える軽自動車キャンパーとは。

 さすが業界トップの編集者の方と話すと、面白い話ばかり。
 かなりの刺激をもらいました。

TAS御前崎山口氏

 お互いに、記事には書けないオフレコ話で盛り上がったり…。

 とにかく、連休後半の3日間。
 体と心の “洗濯” を行ってきました。

 メンバーの方々と語らう以外は、椅子に座って、ただ空を見上げ、
 「…まだ5時だ」
 とつぶやく至福の時を過ごすことができました。

 そうです!
 「まだ」

 仕事や生活に追われていれば、時間を意識するときは必ず、
 「もう5時かよ」
 と、「もう」 が付いてしまいます。

 「もう」 と 「まだ」 の違いを味わえるというのが、こういうアウトドアフィールドで、空を見上げることの意義なんでしょうね。

旅&キャンプ | 投稿者 町田編集長 12:07 | コメント(2)| トラックバック(0)

本屋を見てきた

 今朝、いつも通勤で使う駅構内の書店で、自分が作った本が3冊ほど棚さしになっているのを見つけました。

 校正刷りではさんざん見てきた背表紙ですが、やはり書店の棚に置かれた背表紙を見るのは格別です。

 2冊は並んでいたのですが、なぜかもう1冊は、ちょっと離れた場所に。
 さりげなく手にとって見るふうを装って、3冊並べてきちゃいました。

08ガイド表紙

 さて、『 キャンピングカー super ガイド 2008 』 の巻頭特集は、「大人のキャンプ場」 です。

08特集見開き

 大人のキャンプ場って何さ?

 う~む。

 定年退職をして、第二の人生をキャンピングカーで楽しもうという夫婦が、時間を忘れてゆっくりと語らい合う環境を整えたキャンプ場とでもいいましょうか。

 基本的には、お風呂とレストランを備えたキャンプ施設を想定していますが、必ずしも、物理的な条件を重視してはいません。
 
 高級リゾートの雰囲気を整えたキャンプ施設もフォローしましたし、あるいは逆に、過剰な設備に頼らず、静かな自然を楽しんでもらおうとするものも掲載しました。

 今日は、『 スーパーガイド2008 』 より、その巻頭特集部分と、それに続くキャンプ施設紹介ページのサンプルとして、沖縄の 「バニアンリゾート」 のページをご紹介いたします。

バニアン夜プール1

【バニアンリゾート今帰村 (なきじん) 】
〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊681
予約電話:   098-862-3884
フロント直通: 0980-56-1010
ファックス:  0980-56-1070
http://www.banian.jp/

バニアントレーラーハウス1

モデル料金 17,820円/台(税込み)より
■上記はルームチャージ 定員(3~4名)利用した場合の料金
■デイキャンプ:7,450円~(1人・2食付)(off seasonのみ)
■予約開始日:6ヶ月前より受付 (完全予約制)
■営業期間 通年(年末年始も営業)

【 食・湯・遊 】
《 FOOD 》
朝食と夕食はルームサービスもOK。夕食のBBQは沖縄の地の新鮮な食材を使った野菜、豚・鳥料理、海鮮料理など。ダッチオーブンなどのアウトドア料理にも挑戦できる。

《 SPA 》
海を見ながらジャグジーを楽しめる。夕焼けや星空を見ながらのスパタイムは最高。サウナも併設。利用時間は8:00~10:00、17:00~22:00。宿泊客は大人700円、小人500円。

バニアンテラス

《 PLAY 》
真っ白な砂浜が広がるエメラルドビーチまで車で10分。パイナップル食べ放題のナゴパイナップルパークへは30分。沖縄文化の源流を体感できる琉球村へは60分。

バニアン海岸1

【 施設&料金 】
■宿泊施設 トレーラーハウス5タイプ15棟(3~4人用)、クイーンベッド、応接家具、テレビ、DVDプレイヤー、ソファベッド、ダイニングキッチン、ダイニングテーブル、大型冷蔵庫、電子レンジ、クローゼット、コンロ、食器セット、トイレ、洗面台、シャワールーム、タオル、ボディーソープ、シャンプー、リンス 他
■ 利用料金 時期、プランによって異なるので、詳細はホームページで確認するか、もしくは電話に手問い合わせ。
■ 施設 管理棟(9:00~21:00)、売店、自動販売機、屋外プール、プールサイドバー、バーベキューガーデン、ジャグジー(露天風呂)、サウナ
【レンタル】 バーベキューセット、テント、キャンプセット、釣具セット、キッチン用品、自転車、将棋、トランプ、電子ポット、アイロン、加湿器他

【ルール&マナー】
■ 禁止事項 打上花火、直火、発電機、カラオケ、トレーラーハウス内での喫煙、ペットは小型犬のみ可
■ チェックイン  15:00
■ チェックアウト 11:00

バニアン全景

【本文】
《トロピカルな夢が広がる南国リゾート》

バニアンリゾートは、ヤシの木をはじめ、南国の植物に囲まれたトロピカルなリゾート施設。15台の高級トレーラーハウスが宿泊場所となる。
目の前に広がるのは、エメラルドグリーンの海。空気が澄んでいるだけに、空を真っ赤に染める朝焼けと夕焼けが美しい。
夜ともなれば、プールを囲んだガーデン全体にイルミネーションが灯り、満点の星空と競演する。プールサイドバーでそれを眺めながら味わうカクテルグラスにも、星明りがこぼれ落ちる。
食事はルームサービスだが、希望により、スモーク体験やダッジオーブンを使ったアウトドアクッキングも楽しめる。周辺には珍しい観光施設が目白押し。

バニアン昼プール1 バニアン朝焼け

《 管理人さんのここがオススメ》 久家 浩司

当施設は、1日15組のお客様のみがお楽しみいただける高級トレーラーハウスを使った贅沢なリゾート施設です。室内は全て輸入家具で調えられ、大人の空間を演出しています。
ご家族や恋人と沖縄の自然や文化を楽しんでいただくために、マリンスポーツ、アウトドアクッキング、ゴルフ、サイクリング、エステなど様々なメニューをご用意しております。
車で10分の距離に、「美ら海水族館」や世界遺産ともなった「今帰仁城跡」など、沖縄でなければ見られない観光地もあります。

バニアントレーラーハウス2

《 アクセス 》

那覇空港より国道58号線で沖縄自動車道へ。許田IC下車。国道58号線で本部半島を海岸沿いに走り、県道449号線へ。さらに505号線に入り沖縄美ら海水族館を目指す。そこから10分。那覇空港より車で100分。

【 周辺観光情報 】
《 沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館 》

バニアンリゾートから車で10分。世界一大きなアクリルパネル越しに、ジンベイザメ、オニイトマキエイなどの雄大な水中生物がゆうゆうと泳いでいる姿を目の当たりに見ることができる。
開館時間8:30~18:30(夏季20:00)。休園・休館日は12月の第一水曜日とその翌日。大人1800円、高校生1200円、小中学生600円。

バニアン美ら海水族館

PS. 今晩はこれからキャンプに出かけます。
   たぶん足柄SAあたりで車中泊になりそう。
   2日間ブログはお休みです。
   帰ってきたら、またキャンプ場のレポートなどをいたします。

ヨタ話 | 投稿者 町田編集長 10:46 | コメント(12)| トラックバック(0)

Gバッハ・タコス

 『 キャンピングカー super ガイド2008 』 の事前情報、どんどん公開しちゃいます。
 今日はグランドバッハのタコス仕様 。
 
 タコスの田代さんとは、もう15年ほどの付き合いになります。
 東京・国立のカントリー&ウエスタンバーで飲んだり、クラブキャンプで一緒にブルースを歌ったりという感じで、主に音楽友達です。
 
 その田代さんが気合を込めて開発した 「グランドバッハ・タコスオリジナル」 。
 
 グローバルさんのグランドバッハをベースにしたクルマですが、タコスならではのアイデアが満載されたユニークな仕上がりを見せています。 
 それでは、以下、本書より全文紹介。
 

【 GRAND BACH TACOS   グランドバッハ・タコスオリジナル 】
《 家族が使えるグランドバッハ 》

Gバッハタコス外装1
▲ 右エントランスドアに注目!

価格: 12,600,000円
全長: 5990mm
全幅: 2200mm
全高: 2830mm
ベース車: トヨタ・コースター
ビルダー: グローバル/タコス
ジャンル: 国産フルコンバージョン
乗車定員: 10名
就寝定員: 6名
問合せ先:タコス
東京都立川区西砂町3-29-6
電話:042-531-0108
HPアドレス: http://www.tacos.co.jp

【本文】
タコスは、グローバルの関東地区代理店という位置付けになるが、ただの代理店ではない。量産型メーカーのグローバルが製品化しづらい領域で、タコス独自のアイデアによるグローバル車のコンバージョンモデルを開発するショップだからだ。
そのタコスオリジナルといわるモデルの特徴は、ユーザーサイドに立った実用性の追求にある。そこには、オーナーの田代代表が長年キャンピングカーで遊び尽くしてきた経験が投入されている。
今回のタコス仕様の目標は、ずばり「ファミリーで使えるグランドバッハ」。グローバルのグランドバッハが、欧州モーターホームの常道に則って、夫婦ふたりで使うスタイルを目指したのに対し、タコス仕様は、日本のマーケットを見据えながら、家族や親しい友人たちが集まって旅行できるようなグランドバッハを実現している。
そのために採られたレイアウトが、対面ダイネットを前後に二つ持つというダブルダイネット。同じグランドバッハという名でも、その中味はかなり異なっている。

Gバッハタコス内装2 Gバッハフロントベッド

【レポーターのチェック】
《タコスオリジナルだけが持つ数々の特徴》

グランドバッハT5.9(タコス仕様)は、元のグランドバッハにはない特徴をたくさん持っている。その一つが運転席側のドア。ドライバーが乗り降りするために、いちいち靴を脱いだり履いたりしていたことの面倒さがこれで解消された。
リヤに大型バイクキャリアが付いていることもこの仕様の特徴。遊びのギアを載せるための工夫は、昔からタコス仕様の決まり事のひとつだった。
さらに、いかにもタコスらしい装備が、サイドオーニングとそれに連結するオーニングルーム。ジェネレーターとルーフエアコンも装備装備となる。

Gバッハタコスオーニングルーム

【担当者のひとこと】
(有)タコス 田代民雄 代表

フルコンにかけては日本一の技術を持つグローバルのグランドバッハがベースですから、製品の信頼性は折り紙付きです。そのグランドバッハですら持ち得なかった様々な仕様を実現したのが、このタコス企画によるオリジナル仕様です。

タコス田代代表 

【レイアウトの特徴】

グローバルのグランドバッハは、横座りラウンジでリビングを構成し、リヤにハイマウントベッドを持ってくるというヨーロッパスタイルを踏襲している。
それに対して、このタコス仕様は、前後にダイネットを二つ設けるというダブルダイネットスタイル。バスコンでよく見るレイアウトの一つだが、これは実に優れたレイアウトなのだ。
なぜなら、リヤダイネットというのは、実は「ダイネットとしても使えるリヤベッド」のことにほかならないからだ。どちらでも使えるというのが、このレイアウトの妙味であり、奧の深いところだ。ヨーロッパ車が、リヤにハイマウント固定ベッドを持ってくるのは、その下に大型ガレージを設けるためのものであって、それは、夫婦ふたりの長旅を想定したヨーロッパ特有のもの。日本ではまだ2泊3日ぐらいの家族旅行が中心であり、そういう使い方には、固定ベッドよりは2ダイネットの方が断然使いやすい。
グローバルのグランドバッハは、6人乗車の4人就寝。それに対し、タコス仕様は10人乗車の6人就寝。ファミリーユースなら、絶対タコス仕様の方がお勧めだ。

Gバッハタコスリヤダイネット Gバッハタコスリヤベッド
▲ダイネットにもベッドにもなるリヤルーム

【キャラクター評価】
《 安定感のある走りと快適な乗り心地を確保 》

グランドバッハT5.9(タコスオリジナル)は、もともとが人間の乗用を前提に造られているマイクロバスがベースなので、乗り心地や走行安定性がトラックベースのキャンピングカーとはひと味違った走行性を獲得している。また有害物質の出にくいクルマ造りを目指しているグローバルが組み上げているだけあって使っていて安心。

【主要諸元】
ベース車両 :トヨタ・コースターLX
エンジン種類: 直4 OHCディーゼルターボ
排 気 量 : 4009cc
最高出力   : 110kW(150ps)/3000rpm
最大トルク : 392N・m(40.0kg-m)/1600rpm
ミッション : 6速AT
駆動方式   : 2WD(FR)

【主要装備】
■ 標準装備
運転席ドア/ジェネレーター&ルーフエアコン/折りたたみ式ヘビーデューティーバイクキャリア/サイドオーニング&サイドオーニングルーム/LPG5kgボンベ/23㍑貯湯式温水ボイラー/温水シャワールーム/カセットトイレ/70㍑1ウェイ冷蔵庫(3ウェイオプション)/2口ガスコンロ/シンク&1レバー混合水栓/レンジフードファン/シャワールーム換気扇&照明/100Vパワーインレット&AC-DCコンバーター/走行充電システム&DC-DCコンバーター/サブバッテリー・EB-100/電圧&水量モニターパネル/カラーバックアイカメラ/対面対座FАSPシート&ベッド/リヤ横対面式ダイネット&ベッド/キッチンキャビネット/クローゼット/吊り戸棚/電子レンジ/ステンレス製100㍑清水タンク&排水タンク/シティーウォーター連結設備/アクリル2重ウィンドウ/カーテン&ブラインド/外部収納庫他


 
campingcar | 投稿者 町田編集長 11:53 | コメント(0)| トラックバック(0)
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