2007年06月11日
新車レポート25
《TANDEM タンデム》
あいかわらず、バンコンのベース車として、ハイエースはすごい人気です。
しかし、スーパーロングは少し大きすぎるのではないか?
最近はそんな声もチラホラ聞こえてきます。
全長5380㎜。
全幅1880㎜。
確かに、このサイズだと、駐車スペースが狭い場合は、入れるのに多少神経をつかうでしょうし、運転に慣れない奥さんが、旦那さんと運転を交代したときには、ちょっと持て余し気味。
このサイズのキャンピングカーを買うなら、いっそのこと居住性と断熱性に優れるキャブコンでも。
…と思うけれど、「走り」 を求めるなら、やっぱりノーマルハイエースの動力性能と走行安定性が欲しい。
そう考える人も多いでしょうねぇ。
迷うところです。
セキソーボディさんがこのたび開発した 「タンデム」。
にくい企画です!
ハイエースのスーパーロングと同じ長さ。
幅もノーマルのスーパーロングより、10㎝広いだけの1980㎜。
それでいて、これがキャブコンなんですね。

数々のボディカットキャブコンを世に送り出してきたセキソーさんならではの好企画です。
このクルマの狙いは何か?
ずばり、開発者の中山社長に聞いてみました。
「これはバンコンなんですよ。サイズはほぼノーマルのスーパーロング。ただ、機能はキャブコン。キャブコンならではの断熱性、居住性、そして大容量の収納庫を備えた“バンコン”と考えていただければ…」
中山社長は、ハイエースベースのバンコンも手がけているうちに、スーパーロングを買ってしまった人の多くは、日常の足として使うセカンドカーを必要としていることに気づいたとか。
「どうせセカンドカーが必要になるなら、最初から本格的なキャブコンを買えばよかった」
そう語るお客さんをずいぶん見てきたそうです。
「だったら、スーパーロングと同じサイズで、キャブコンを造ってしまおう」
それが、タンデムのモチーフなんですね。
バンクはありません。
中山さんは、その理由を次のように語ります。
「スーパーロングのバンコンを求める人は、やはりノーマルハイエースの走りに期待しているのだろう。
バンクが付いてしまえば、空気抵抗も受けることになる。重心が高くなるので、安定性も悪くなる。だったら、ひたすらノーマルの状態に近く…」
そんなわけで、キャブ段差の幅もぎりぎりまで削られています。
プログレスと同じ原理ですね。
レイアウトは、ずばり 「2人のクルマ旅」。
壁を背にして対面するというダイネットスタイルです。

走行中は前向きに座れるシートを好む人も多いのですが、そこはホラ、夫婦2人で使うなら、運転中は助手席、運転席に座って移動するわけで、それなら、止まったときの快適性を優先する横座りシートの方が理想的なわけですね。
バンクベッドのないタンデムの大きな武器は、リヤの固定ダブルベッド。
バンクに登るよりずっと楽。
こういうところに、設計の自由度の高いキャブコンのメリットが生かされています。

もちろん、ベッド下は大型収納。収納庫というより、「部屋」 ですね、これは。
電子レンジスペースも効率よくまとめられ、キッチンまわりも、シンプルながら使いやすい設計になっています。
デザイン的に見ても、けっこうカッコいいクルマです。
全体のフォルムもまとまっていますが、細部を見ても破綻がありません。
ちょっとした秘密があるようです。
スカート部分などは、わざわざノーマルのプレスラインから型をとって、オリジナルの形を生かしたのだとか。
「このハイエースを開発したトヨタさんは、グリルまわりやスカートのプレスラインだけでも、巨額の開発費を投入してデザインしているわけでしょ? それがトータルに見たときに、すっきりした形を保つ秘訣になっているわけです。
いくらボディカットしたキャブコンだとはいえ、専門的にデザインを勉強してきたわけではない私らが、そのへんを安直に変えたところで、きれいな形が出せるわけがない」
と、中山社長は、謙虚に語ります。
自分勝手に形をつくるよりも、オリジナルの形を保つ方が、数倍面倒なのだとか。
ボディカットモデルに自信を持っているビルダーだからこそ、いえる言葉かもしれません。
お値段は、2WDで、5,700,00円。
4WDで、5,980,000円となっています。
あいかわらず、バンコンのベース車として、ハイエースはすごい人気です。
しかし、スーパーロングは少し大きすぎるのではないか?
最近はそんな声もチラホラ聞こえてきます。
全長5380㎜。
全幅1880㎜。
確かに、このサイズだと、駐車スペースが狭い場合は、入れるのに多少神経をつかうでしょうし、運転に慣れない奥さんが、旦那さんと運転を交代したときには、ちょっと持て余し気味。
このサイズのキャンピングカーを買うなら、いっそのこと居住性と断熱性に優れるキャブコンでも。
…と思うけれど、「走り」 を求めるなら、やっぱりノーマルハイエースの動力性能と走行安定性が欲しい。
そう考える人も多いでしょうねぇ。
迷うところです。
セキソーボディさんがこのたび開発した 「タンデム」。
にくい企画です!
ハイエースのスーパーロングと同じ長さ。
幅もノーマルのスーパーロングより、10㎝広いだけの1980㎜。
それでいて、これがキャブコンなんですね。
数々のボディカットキャブコンを世に送り出してきたセキソーさんならではの好企画です。
このクルマの狙いは何か?
ずばり、開発者の中山社長に聞いてみました。
「これはバンコンなんですよ。サイズはほぼノーマルのスーパーロング。ただ、機能はキャブコン。キャブコンならではの断熱性、居住性、そして大容量の収納庫を備えた“バンコン”と考えていただければ…」
中山社長は、ハイエースベースのバンコンも手がけているうちに、スーパーロングを買ってしまった人の多くは、日常の足として使うセカンドカーを必要としていることに気づいたとか。
「どうせセカンドカーが必要になるなら、最初から本格的なキャブコンを買えばよかった」
そう語るお客さんをずいぶん見てきたそうです。
「だったら、スーパーロングと同じサイズで、キャブコンを造ってしまおう」
それが、タンデムのモチーフなんですね。
バンクはありません。
中山さんは、その理由を次のように語ります。
「スーパーロングのバンコンを求める人は、やはりノーマルハイエースの走りに期待しているのだろう。
バンクが付いてしまえば、空気抵抗も受けることになる。重心が高くなるので、安定性も悪くなる。だったら、ひたすらノーマルの状態に近く…」
そんなわけで、キャブ段差の幅もぎりぎりまで削られています。
プログレスと同じ原理ですね。
レイアウトは、ずばり 「2人のクルマ旅」。
壁を背にして対面するというダイネットスタイルです。
走行中は前向きに座れるシートを好む人も多いのですが、そこはホラ、夫婦2人で使うなら、運転中は助手席、運転席に座って移動するわけで、それなら、止まったときの快適性を優先する横座りシートの方が理想的なわけですね。
バンクベッドのないタンデムの大きな武器は、リヤの固定ダブルベッド。
バンクに登るよりずっと楽。
こういうところに、設計の自由度の高いキャブコンのメリットが生かされています。
もちろん、ベッド下は大型収納。収納庫というより、「部屋」 ですね、これは。
電子レンジスペースも効率よくまとめられ、キッチンまわりも、シンプルながら使いやすい設計になっています。
デザイン的に見ても、けっこうカッコいいクルマです。
全体のフォルムもまとまっていますが、細部を見ても破綻がありません。
ちょっとした秘密があるようです。
スカート部分などは、わざわざノーマルのプレスラインから型をとって、オリジナルの形を生かしたのだとか。
「このハイエースを開発したトヨタさんは、グリルまわりやスカートのプレスラインだけでも、巨額の開発費を投入してデザインしているわけでしょ? それがトータルに見たときに、すっきりした形を保つ秘訣になっているわけです。
いくらボディカットしたキャブコンだとはいえ、専門的にデザインを勉強してきたわけではない私らが、そのへんを安直に変えたところで、きれいな形が出せるわけがない」
と、中山社長は、謙虚に語ります。
自分勝手に形をつくるよりも、オリジナルの形を保つ方が、数倍面倒なのだとか。
ボディカットモデルに自信を持っているビルダーだからこそ、いえる言葉かもしれません。
お値段は、2WDで、5,700,00円。
4WDで、5,980,000円となっています。
