2006年10月09日
覆面 座談会3
【A=研究者】 今日はカトーモーターがリリースした「ウィンディ」の新バージョンを取り上げます。このクルマの目玉は何でしょう?
【B=独身者】 やはりセカンドシートの造り込みじゃないですか。
【C=喫煙者】 パッと目を引くところはそこなんだけど、ある意味でこのクルマは現在の日本のバンコンのひとつの極を示していると思う。
バンコンってさぁ、一般的な傾向として、今どんどんお手軽になっているじゃない。
お手軽っていうと、言葉は悪いけれど、要するに装備類を簡素化して、やたら荷室スペースを広げる方向に進んでいるよね。それって手抜きじゃない?
【B】 違うよ。それが今のユーザーニーズなんだよ。
見た目はシンプルでも、ベッドシステムなどはものすごく高度になってきたバンコンもあるし、手抜きという表現は当たらないと思う。
要するにバンコンユーザーも成熟してきてさぁ、みんな自分が必要な装備と要らない装備を見極めるようになってきたわけ。
そうなると、構造用件だけを満たすためだけのシンクなんかは、はっきり言って無駄なスペースなのよ。
だからシンクもどんどん簡素化されているし、さらに、それすら要らないと。
つまり8ナンバーのメリットがなくなってきた現状では、ことさら8ナンバーにこだわらず、1、4ナンバーあるいは3ナンバー登録でいいやっていう割り切りが、ユーザーにもビルダー側にも共有されてきたわけね。
【C】 だからさぁ、そこがカトーモーターのバンコンがひとつの極になっていると言いたいわけよ。
そういうシンプル化がひとつの方向として出てきた時に、その逆の「造り込みの極致」というのが、このウィンディなんだよ。
だって、エントランスを開けた時にさぁ、このキャプテンシートが目に入って来た時の衝撃ってすごいじゃない?
こんな凝ったセカンドシート、今まで見たことがなかったよね。
それだけで「わぁ、快適そう!」っていうワクワク感がこみ上げてくるじゃない。
【A】 そうね。キャンピングカーも夢を売るクルマなんだからさぁ、「このクルマに乗ったら気持ちよいだろうな」って思わせるデザインって、けっこう大切だよね。
ニーズは多様化しているわけだから、こういう造り込み重視のクルマを支持する人たちだってちゃんといるわけよ。

【B】 では、このデザインって、若者にとってはどうだろう。
確かにこのインテリアには豪華さもあり、上品だし、格調は高いよね。
だけど、このデザインの延長線上にあるのはベルサイユ宮殿だよね。美しいけれど古典的。教養のあるオジさんの趣味って感じかな。
料理でいえばグランドキュイジーヌ。凝りに凝ったソースの味付けをご賞味あれ、っていう料理だよね。
だけど、今の若い人たちはもっとシンプルだけど素材の鮮度で食べさせるヌーベルキュイジーヌの方向に親しんでいるのじゃないかな。
ニューヨークあたりで、若いビジネスエリートが食べているフレンチなんかはそうだよね。
俺から言わせると、ファーストカスタムの「リモギンガ」あたりがニューヨークフレンチってわけ。
【C】 お前、食べたことあるの?
【B】 これからだけど。
【B=独身者】 やはりセカンドシートの造り込みじゃないですか。
【C=喫煙者】 パッと目を引くところはそこなんだけど、ある意味でこのクルマは現在の日本のバンコンのひとつの極を示していると思う。
バンコンってさぁ、一般的な傾向として、今どんどんお手軽になっているじゃない。
お手軽っていうと、言葉は悪いけれど、要するに装備類を簡素化して、やたら荷室スペースを広げる方向に進んでいるよね。それって手抜きじゃない?
【B】 違うよ。それが今のユーザーニーズなんだよ。
見た目はシンプルでも、ベッドシステムなどはものすごく高度になってきたバンコンもあるし、手抜きという表現は当たらないと思う。
要するにバンコンユーザーも成熟してきてさぁ、みんな自分が必要な装備と要らない装備を見極めるようになってきたわけ。
そうなると、構造用件だけを満たすためだけのシンクなんかは、はっきり言って無駄なスペースなのよ。
だからシンクもどんどん簡素化されているし、さらに、それすら要らないと。
つまり8ナンバーのメリットがなくなってきた現状では、ことさら8ナンバーにこだわらず、1、4ナンバーあるいは3ナンバー登録でいいやっていう割り切りが、ユーザーにもビルダー側にも共有されてきたわけね。
【C】 だからさぁ、そこがカトーモーターのバンコンがひとつの極になっていると言いたいわけよ。
そういうシンプル化がひとつの方向として出てきた時に、その逆の「造り込みの極致」というのが、このウィンディなんだよ。
だって、エントランスを開けた時にさぁ、このキャプテンシートが目に入って来た時の衝撃ってすごいじゃない?
こんな凝ったセカンドシート、今まで見たことがなかったよね。
それだけで「わぁ、快適そう!」っていうワクワク感がこみ上げてくるじゃない。
【A】 そうね。キャンピングカーも夢を売るクルマなんだからさぁ、「このクルマに乗ったら気持ちよいだろうな」って思わせるデザインって、けっこう大切だよね。
ニーズは多様化しているわけだから、こういう造り込み重視のクルマを支持する人たちだってちゃんといるわけよ。
【B】 では、このデザインって、若者にとってはどうだろう。
確かにこのインテリアには豪華さもあり、上品だし、格調は高いよね。
だけど、このデザインの延長線上にあるのはベルサイユ宮殿だよね。美しいけれど古典的。教養のあるオジさんの趣味って感じかな。
料理でいえばグランドキュイジーヌ。凝りに凝ったソースの味付けをご賞味あれ、っていう料理だよね。
だけど、今の若い人たちはもっとシンプルだけど素材の鮮度で食べさせるヌーベルキュイジーヌの方向に親しんでいるのじゃないかな。
ニューヨークあたりで、若いビジネスエリートが食べているフレンチなんかはそうだよね。
俺から言わせると、ファーストカスタムの「リモギンガ」あたりがニューヨークフレンチってわけ。
【C】 お前、食べたことあるの?
【B】 これからだけど。
