2009年11月30日
チョイ悪ミッキー
携帯電話の待ち受け画面は 「ミッキーマウス」 である。
ミッキーが好きなのだ。

中学生の頃、授業中にマンガを描いて、休み時間にみんなに見せていたけれど、そのマンガの主人公を 「ポパイマウス」 と勝手に名づけていた。
なんのことはない。
顔がミッキーマウスで、腕がポパイという、当時のアメリカンアニメの両スターを合成したような主人公だった。

で、普段は冴えない弱虫ネズミなんだけれど、いざというときには、ほうれん草の缶詰を食べて、とてつもない腕力をふるうという設定だった。
「どうだぁ! 面白いだろー」
と、本人は得意だったのだけれど、ある時、それほど仲の良くない級友に、こう言われた。
「おめぇ、オリジナリティがねぇな。ポパイとミッキーの合成なんて安易だよ」
「オリジナリティ」
そういう言葉は、中学1年の私がはじめて聞いた言葉だった。
今の中学生だったら、あたり前に使う言葉かもしれないが、当時の私のボキャブラリーにはない言葉だった。
都会のすれっからしばかり集まっていた中学だから、そんな生意気なヤツもいたのだ。
意味は分からなくても、侮蔑されたことぐらいは分る。
しょげて、 「ポパイマウス」 の連載はそれで打ち切りになった。
でも、ミッキーマウスは相変わらず好きで、駅のトイレだろうが、公園のベンチだろうが、いろいろなところに 「ミッキー参上!」 というマンガ入りの落書きをしていた。
そのときに頭の中にあったミッキーは、学校の規則なんかも 「へ」 とも思わない、いたずら好きのチョイ悪ネズミであり、それは自分自身の分身であったかもしれない。
ミッキーというキャラクターに、そういうイメージを勝手に盛り込んでしまったせいか、どうも東京ディズニーランドで、 “良い子たち” に媚 (こび) を売る着ぐるみのミッキーが面白くない。

あれは、私のイメージの中にあるミッキーマウスとは別物である。
タキシードなんかでいつもおめかしして、紳士ヅラして、子供たちに愛嬌を振りまくミッキーなんて、およそ 「らしくない」 。
いったい、いつからミッキーは “良い子” になっちゃったんだ?
そもそもミッキーマウスというのは、今のドナルド・ダックが演じていたような、やんちゃで、短気で、それでいて調子よくって、茶目っ気があって、おっちょこちょいのキャラクターだったのだ。
それが、いつの間にか優等生になって、ジェントルマンになって、人畜無害になって、ネズミのうさんくささがなくなって、没個性になっちゃった。
「オレのミッキーを返してくれ!」
と、言いたくなっちゃう。
で、好きなのは、当然、昔のミッキーということになる。
ミッキーがデビューしたのは、1928年に公開されたアニメ 『蒸気船ウィリー』 ということになっている。

▲ 「蒸気船ウィリー」
ここで描かれるミッキーは、まだまだ粗野で、荒々しいキャラクターで、 “ネズミ臭さ” をいっぱい持っていた。
今のTDLでパレードの先頭に立つミッキーの、妙に優等生ぶったキャラクターとは大違い。
だから、可愛かった。

可愛い頃のミッキーには白目がない。
目全体が黒目である。
これは決定的なことだと思う。
目の中に、白目と黒目が描かれるミッキーは、 「人間の目」 になってしまっている。

自分の個性を殺しても、給料のために、与えられた役割を “けなげ” に演じている人間の目だ。
分別臭くて、よろしくない。
かわいそーなミッキー。
私が持っている携帯の待ち受け画面のミッキーは、黒目だけの初期ミッキーである。
これは可愛いなぁ…と、いつも画面に見惚れている。
関連記事 「ドナルド・ダック」
ミッキーが好きなのだ。

中学生の頃、授業中にマンガを描いて、休み時間にみんなに見せていたけれど、そのマンガの主人公を 「ポパイマウス」 と勝手に名づけていた。
なんのことはない。
顔がミッキーマウスで、腕がポパイという、当時のアメリカンアニメの両スターを合成したような主人公だった。
で、普段は冴えない弱虫ネズミなんだけれど、いざというときには、ほうれん草の缶詰を食べて、とてつもない腕力をふるうという設定だった。
「どうだぁ! 面白いだろー」
と、本人は得意だったのだけれど、ある時、それほど仲の良くない級友に、こう言われた。
「おめぇ、オリジナリティがねぇな。ポパイとミッキーの合成なんて安易だよ」
「オリジナリティ」
そういう言葉は、中学1年の私がはじめて聞いた言葉だった。
今の中学生だったら、あたり前に使う言葉かもしれないが、当時の私のボキャブラリーにはない言葉だった。
都会のすれっからしばかり集まっていた中学だから、そんな生意気なヤツもいたのだ。
意味は分からなくても、侮蔑されたことぐらいは分る。
しょげて、 「ポパイマウス」 の連載はそれで打ち切りになった。
でも、ミッキーマウスは相変わらず好きで、駅のトイレだろうが、公園のベンチだろうが、いろいろなところに 「ミッキー参上!」 というマンガ入りの落書きをしていた。
そのときに頭の中にあったミッキーは、学校の規則なんかも 「へ」 とも思わない、いたずら好きのチョイ悪ネズミであり、それは自分自身の分身であったかもしれない。
ミッキーというキャラクターに、そういうイメージを勝手に盛り込んでしまったせいか、どうも東京ディズニーランドで、 “良い子たち” に媚 (こび) を売る着ぐるみのミッキーが面白くない。
あれは、私のイメージの中にあるミッキーマウスとは別物である。
タキシードなんかでいつもおめかしして、紳士ヅラして、子供たちに愛嬌を振りまくミッキーなんて、およそ 「らしくない」 。
いったい、いつからミッキーは “良い子” になっちゃったんだ?
そもそもミッキーマウスというのは、今のドナルド・ダックが演じていたような、やんちゃで、短気で、それでいて調子よくって、茶目っ気があって、おっちょこちょいのキャラクターだったのだ。
それが、いつの間にか優等生になって、ジェントルマンになって、人畜無害になって、ネズミのうさんくささがなくなって、没個性になっちゃった。
「オレのミッキーを返してくれ!」
と、言いたくなっちゃう。
で、好きなのは、当然、昔のミッキーということになる。
ミッキーがデビューしたのは、1928年に公開されたアニメ 『蒸気船ウィリー』 ということになっている。

▲ 「蒸気船ウィリー」
ここで描かれるミッキーは、まだまだ粗野で、荒々しいキャラクターで、 “ネズミ臭さ” をいっぱい持っていた。
今のTDLでパレードの先頭に立つミッキーの、妙に優等生ぶったキャラクターとは大違い。
だから、可愛かった。

可愛い頃のミッキーには白目がない。
目全体が黒目である。
これは決定的なことだと思う。
目の中に、白目と黒目が描かれるミッキーは、 「人間の目」 になってしまっている。
自分の個性を殺しても、給料のために、与えられた役割を “けなげ” に演じている人間の目だ。
分別臭くて、よろしくない。
かわいそーなミッキー。
私が持っている携帯の待ち受け画面のミッキーは、黒目だけの初期ミッキーである。
これは可愛いなぁ…と、いつも画面に見惚れている。
関連記事 「ドナルド・ダック」

携帯電話の待ち受け画面が「ミッキーマウス」?
毎日、私の顔をご覧になっているのですか~?
私。子供の頃のあだ名が「ミッキーマウス」。
名前が似ているのと、
あんまり女の子らしい服装をしていなかったので、
「靴下。ねずみ色だ!男だ!やっぱりミッキーマウスだ~!」
なんて男の子達に言われていました。
そんな訳で「ミッキーマウス」には楽しい思い出がなく、
ミッキーマウスを避けてきたのですが、或る時、
黒目のミッキーを見て「可愛いな~」と思いました。
今風のミッキーよりずっと可愛いと思います。
先日、ミッキーのタオルがおまけにつくというので或る商品を購入しました。
黒目のミッキーが可愛かったので。^^
46~7年前私が小学校2年生だった頃、夜8時の就寝時刻以降のTV番組で唯一見せてもらえたのが『ミッキーマウスクラブ』でした。 "ミッキーマウス マーチ"で始まり、本編冒頭でハンサムなウォルト ディズニーが視聴者に何やら話しかけ、ディズニーランドの紹介映像やミッキーマウスのアニメーションが流れるといった番組だったと思います。
そこに使われていたロゴマークやアニメーションには既に白目のある"ぶりっこ"ミッキーが登場していましたが、時折流されるアニメーションに、町田さんが掲載されたミッキーの画像よりももっと鼻の尖って、意地悪そうに歯を剥き出して笑うミッキーが出ていた記憶があります。
黒目だけのミッキーは"レトロミッキー"として愛好者が多いようですね。
今までのブログを読んでて、勝手に想像していた町田さんのイメージからして、「ミッキーが好き」って「意外」って思ってしまいました。
て、失礼ですね。
申し訳ありません。m(_ _)m
でも、読み進んで、「納得」。
て、更に失礼ですね。m(_ _)m
ムーンライトさんのあだ名が 「ミッキーマウス」 とは!
なんとまぁ、ご縁があるのでしょう。
“黒目のミッキー” って、意外と人気があるんですね。今回コメントを頂いた方々の反応からも、それが分りました。
私の待ち受け画面の黒目ミッキーは、実は、わずかに目の中に「レ」の字型の切れ込みがあるんです。
これが、なんともいえず可愛いんです。
今でも、通勤電車の窓が曇っていたりすると、そこに指で、ミッキーの顔を落書きしたりしています。ほとんどのサラリーマンはそれを見ても無視。ごくわずかな子供たちだけが、怪訝そうな顔をして、ポカンと口を開けて見ています。
『ミッキーマウスクラブ』、私も見ていましたよ。
それと、その頃 『ディズニーの国』 というアメリカのマンガ雑誌を日本語訳にした雑誌が出回っていましたけれど、それも愛読書でした。
昔のアニメに出てくる 「鼻の尖った、意地悪そうに笑うミッキー」 というのは懐かしいですね。あのやんちゃさがミッキーの本質であるように思います。
ディズニーも、そろそろミッキーのキャラクターをもう一度作り直そうとしているようですね。
初期ミッキーのはつらつとしたイメージを取り戻そうということらしいのですが、やはり、今のミッキーのキャラクターに変化を与えることが、子供たちにどう受け止められるか分らないという迷いもあり、だいぶ慎重になっているようです。
そうなんです! 「ミッキー好き」 なんです。
小さい頃からミッキー系のフィギアはよく集めていましたし、自分でも、紙でミッキーの人形などを作っていました。
あの頃、ほかに好きだったのは、いたずらウサギのバックス・バーニーと、意地悪カラス兄弟のヘッケルとジャッケルでした。
基本的に、意地悪系のアニメ主人公が好きだったようです。
正確に言えばミッキーとミニーのタオルなんですが。
目に切れ込みがある黒目のミッキーとミニーが向かい合って
お互いを嬉しそうに見つめあい手を取り合っている図柄。
可愛いな~と何となく思っていたタオルですが、
町田さんのケイタイと繋がっているような気がして・・・
大事にします。^^
だけど、町田さんのような方(想像するしかありませんけど)が
通勤電車の窓にミッキーの落書きとは、ヘン!でしょう。(笑)
そりゃ、ヘンですよ~。
私。先日、PTAの役員仲間にブルースシンガー大木さんのファンだと言ったら、ネットで大木さんのことを調べたらしいのですが、
「○○さんて、実は激しい人なの?」と驚かれました。(笑)
とてもカスタマーレビューのことなど言えません。
普段の私を知っている人から見れば、
かなりヘンだと思われるに違いありません。(笑)
ミッキーとミニーのタオル、大事にしてくださいね。
私の携帯の待ち受けは、月ごとにメイン画面が変ります。12月に入ったら、クリスマスデコレーションの間に入ったミッキーとミニーのキスシーンの画像になりました。
ドコモの携帯電話なんですけど、うちのカミさんもその待ち受け画面が欲しくて、同じ機種を買ったのですが、今のドコモではその画像がないんですってね。
貴重な携帯となりました。
ムーンライトさんが大木さんの数々のレビューを書いていらっしゃることを知らない方がいっぱいいるんですか?
「もったいない」 …といったらいいのか、なんといえばいいのか。
でも、日常的な自分とは異なる 「ヘン (?) な分身」 というのをもう一人持っているというのも、楽しいかもしれませんね。