2008年07月13日
ジョン・レノン節
ここのところ、またビートルズにハマっている。
ホコリを被っていたギターを持ち出して、「ビートルズ・コンプリート」 の楽譜集を頼りに、久しぶりに彼らのヒットチューンを弾き始めている。
突然のビートルズぐるいに、うちのカミさんは何が起こったのか分からず、ポカンと口を開けたまま状態。
「たまの休みなんだから、家に閉じこもってギターなんか弾いていないで、お日様の当たるベランダに出て、溜まっている洗濯物でも乾したらどうなの」
と、言いたいのだろうけれど、まぁ、「台所の洗い物は終えたようだから許してやっか」 とばかりに、耳に耳栓を当てて、じっと耐えている。
ビートルズに再び凝り出した理由は、『レコードコレクターズ』 7月号のビートルズ特集を読んで、「初期ビートルズ楽曲50選」 を担当したライターたちの書いたレビューに刺激されたからだ。
とにかく、秀逸なレビューが並んでいたのだ。
彼らの書いていた楽曲分析を、自分もまた、原曲に触れることで再確認したくなった。
で、音符……はうまくたどる訓練ができていないので、コード進行だけを見ながら曲の流れを追う。
しかし、耳なじんだ歌ばかりなので、どこでコーラスが入り、どこで 「イェイェ!」 が入るかもよく分かっている。
すごいよ! やっぱり。
せいぜい4トラックが関の山という当時のレコーディング技術で、よくもこれだけ複雑なハーモニーをあっさりとやってのけたものだ、と思う。
コンポーザーとしてのビートルズの創造性というものに関しては、すでにあまたの評論が出ている。
だけど、コーラスグループとしての力も相当なものではないんかい?
今回いろいろ弾いて、歌って、あらためてボーカルグループとしてのうまさに舌を巻いた。
リードボーカルを主にとっているのはジョンとポールだけど、好みでいうと、ジョンのあの蓄膿症気味に鼻に抜ける歌い方が好き。
切なさが、甘い吐息となってマイクの前にポロリとこぼれ出る 「ジョン節」 を聞くと、背筋がゾクゾクと刺激される。
いま鋭意力を入れている練習曲は、ジョン・レノンの作った 「ユー・キャント・ドゥ・ザット」 。
ブルースコードを使って黒人ブルースのエモーションを再現しながら、白人ロックのテンションをうまく創り上げた曲だ。
何度も何度も聞いた曲なのに、いつ聞いても新鮮。
キャッチ-なミディアムテンポに乗って、ジョン・レノンが声の半分を鼻から出して、ライブハウスの壁を揺るがすような咆哮をまき散らす。
粘るようにタメの効いたリズムギター。
グイグイとドライブしていくベース。
小気味よく決まるカウベル。
聞いていると、気づかないうちにいつも腰が小刻みに揺れている。
この感覚を何と表現すればいいのか。
専門用語でいうと 「グルーブ感」 、あるいは 「ドライブ感」 。
(オレ的にいうと、 「シャキシャキ感」 。)
ビートルズの音楽的な先進性とか、時代に与えた意味などを音楽理論や社会学の見地から述べた評論もたくさんある。
しかし、そういう抽象論を語る前に、
「ロックは生理的な快感である」
ということを、この曲は見事に伝えている。
歌詞の歯切れのよさも格別。
I got something to say that maight cause you pain
If I catch you talking to that boy agein …
もう最初のフレーズから、よく切れる庖丁でさくさく大根を切り刻んでいくような爽快感がある。
「イハキャッチュー、トーキントゥ、ボハッゲン」
この歌詞のホップ、ステップ、ジャンプの華麗さ。
ポップスはリズムで決まるということが、よく分かる。

▲ 「愛と平和」の “伝道師” になる以前のジョン・レノンが好きだ。
この曲が生まれた頃、「リバプールサウンズ」 と称されたイギリス系のバンドが様々なヒット曲を出していた。
いろいろなグループがいろいろな曲を作っていたけど、今となれば、自分がギターを持ち出して歌ってみたいと思わせるような曲はひとつもない。
夕べは、一人でギターを弾いているのに飽き足らず、ついにカラオケハウスにまで出向いた。
別のところで飲んでいた仲間とメールで連絡を取り合い、一緒に歌を歌うことになったのだけれど、彼らが来るまで、「ユー・キャント・ドゥ・ザット」 ばかり一人で練習した。
自己陶酔の世界。
でも、その曲が作られてから40年以上経った今も、音楽風土も違う異国のオヤジに、いまだに 「自己陶酔」 の世界を与えるジョン・レノンのボーカルって、やっぱりすごい。
ちなみに、ジョンの熱唱する 「You can't do that」 (↓) を貼ってみました。ご参考までにどうぞ。
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ホコリを被っていたギターを持ち出して、「ビートルズ・コンプリート」 の楽譜集を頼りに、久しぶりに彼らのヒットチューンを弾き始めている。
突然のビートルズぐるいに、うちのカミさんは何が起こったのか分からず、ポカンと口を開けたまま状態。
「たまの休みなんだから、家に閉じこもってギターなんか弾いていないで、お日様の当たるベランダに出て、溜まっている洗濯物でも乾したらどうなの」
と、言いたいのだろうけれど、まぁ、「台所の洗い物は終えたようだから許してやっか」 とばかりに、耳に耳栓を当てて、じっと耐えている。
ビートルズに再び凝り出した理由は、『レコードコレクターズ』 7月号のビートルズ特集を読んで、「初期ビートルズ楽曲50選」 を担当したライターたちの書いたレビューに刺激されたからだ。
とにかく、秀逸なレビューが並んでいたのだ。
彼らの書いていた楽曲分析を、自分もまた、原曲に触れることで再確認したくなった。
で、音符……はうまくたどる訓練ができていないので、コード進行だけを見ながら曲の流れを追う。
しかし、耳なじんだ歌ばかりなので、どこでコーラスが入り、どこで 「イェイェ!」 が入るかもよく分かっている。
すごいよ! やっぱり。
せいぜい4トラックが関の山という当時のレコーディング技術で、よくもこれだけ複雑なハーモニーをあっさりとやってのけたものだ、と思う。
コンポーザーとしてのビートルズの創造性というものに関しては、すでにあまたの評論が出ている。
だけど、コーラスグループとしての力も相当なものではないんかい?
今回いろいろ弾いて、歌って、あらためてボーカルグループとしてのうまさに舌を巻いた。
リードボーカルを主にとっているのはジョンとポールだけど、好みでいうと、ジョンのあの蓄膿症気味に鼻に抜ける歌い方が好き。
切なさが、甘い吐息となってマイクの前にポロリとこぼれ出る 「ジョン節」 を聞くと、背筋がゾクゾクと刺激される。
いま鋭意力を入れている練習曲は、ジョン・レノンの作った 「ユー・キャント・ドゥ・ザット」 。
ブルースコードを使って黒人ブルースのエモーションを再現しながら、白人ロックのテンションをうまく創り上げた曲だ。
何度も何度も聞いた曲なのに、いつ聞いても新鮮。
キャッチ-なミディアムテンポに乗って、ジョン・レノンが声の半分を鼻から出して、ライブハウスの壁を揺るがすような咆哮をまき散らす。
粘るようにタメの効いたリズムギター。
グイグイとドライブしていくベース。
小気味よく決まるカウベル。
聞いていると、気づかないうちにいつも腰が小刻みに揺れている。
この感覚を何と表現すればいいのか。
専門用語でいうと 「グルーブ感」 、あるいは 「ドライブ感」 。
(オレ的にいうと、 「シャキシャキ感」 。)
ビートルズの音楽的な先進性とか、時代に与えた意味などを音楽理論や社会学の見地から述べた評論もたくさんある。
しかし、そういう抽象論を語る前に、
「ロックは生理的な快感である」
ということを、この曲は見事に伝えている。
歌詞の歯切れのよさも格別。
I got something to say that maight cause you pain
If I catch you talking to that boy agein …
もう最初のフレーズから、よく切れる庖丁でさくさく大根を切り刻んでいくような爽快感がある。
「イハキャッチュー、トーキントゥ、ボハッゲン」
この歌詞のホップ、ステップ、ジャンプの華麗さ。
ポップスはリズムで決まるということが、よく分かる。
▲ 「愛と平和」の “伝道師” になる以前のジョン・レノンが好きだ。
この曲が生まれた頃、「リバプールサウンズ」 と称されたイギリス系のバンドが様々なヒット曲を出していた。
いろいろなグループがいろいろな曲を作っていたけど、今となれば、自分がギターを持ち出して歌ってみたいと思わせるような曲はひとつもない。
夕べは、一人でギターを弾いているのに飽き足らず、ついにカラオケハウスにまで出向いた。
別のところで飲んでいた仲間とメールで連絡を取り合い、一緒に歌を歌うことになったのだけれど、彼らが来るまで、「ユー・キャント・ドゥ・ザット」 ばかり一人で練習した。
自己陶酔の世界。
でも、その曲が作られてから40年以上経った今も、音楽風土も違う異国のオヤジに、いまだに 「自己陶酔」 の世界を与えるジョン・レノンのボーカルって、やっぱりすごい。
ちなみに、ジョンの熱唱する 「You can't do that」 (↓) を貼ってみました。ご参考までにどうぞ。
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体力を落としてはいけませんから。
私は近所の公園の脇に400mのトラックがあって、歩いて調整をしています。経験上、食事を減らすだけでは駄目だったので。
いろいろ調べた結果、脂肪を落とすには筋肉量を増やさなければいけないのだと。
公園は夜でも気軽に歩けていいですよ。
ビートルズ、先日の町田さんの記事、リボルバーが好きだという人は信用できないみたいなレビューに対してのお話、おもしろかったです。なぜなら、私がビートルズで一番好きなアルバムがリボルバーであるからです。だからそのレビュー、正しいこと言ってるかもしれないなと思いました。私自身がビートルズはもちろん大好きですが、いわゆるフリークではないから。
でもリボルバーってかっこよくありません?
なるほど、健康に痩せるためには運動も大切だというわけですね。階段よりはエスカレーターやエレベーターに頼りがちな私としては、肝に銘じておく必要がありそうです。
>「ビートルズのイェ! イェ! に反応できずにリボルバーを評価するファンを信用していない」 というのは評論家の三宅はるおさんの意見ですね。
私は、半分そうだな…とも思えるし、半分違うかな…という気分を抱いています。
ビートルズの中で「リボルター」というアルバムはまさに過渡期的なアルバムですよね。
一応、ライブ活動を続けていた時代の最後のアルバムということで、「初期ビートルズ」 に入れられることの多いアルバムですが、相当実験的な曲も入っていて、「後期ビートルズ」の先駆的な作品集ともいえますよね。
リアルタイムで聞いたときは、「ビートルズも大人になったなぁ」 という印象でした。でも、その時代の自分も、そろそろガキの気分から脱していたように思えた頃だったので、妙にその音作りに共感した覚えもあります。
このへんは、一度ゆっくり語り合ってみたいですね。立ち飲み屋か、チエさんのお店で。
今度ゆっくり語り合ってくださいね。
体調は万全なんです。
ただ、今ちょっと毎日残業っぽい仕事状況で、帰りが終電間際になっています。
もうちょいお待ちください。チエさんの店にあるギターを借りて、歌いましょう。