2008年05月16日
病院での日々
「突然の入院」 などという大仰なタイトルの記事を最後に、ブログを休んでしまったので、一部の方には大変なご心配とご迷惑をおかけしたようです。
本当に申し訳ございませんでした。
「末期ガンにでもかかったのだろう。命があるうちに、東京まで見舞いにいかねば…」
などと思われた方もいらっしゃったとか。
カスタムプロホワイトの池田様。
大丈夫です。
ガンではなかったようです。
この場を借りて、お詫びと御礼を述べさせていただきます。
いろいろと励ましのコメントもいただきました。
皆さまありがとうございました。
病名は、「蜂窩織炎 (ほうかしきえん) 」 というもの。
なんじゃそりゃ?
私もはじめて聞く名です。
要は、黴菌による感染で、患部に 「蜂の巣」 のような穴が空くというもの。まぁ、傷口の後処理を怠って放置してしまうと、そういう状態になってしまうということらしいのです。
特に、(私のような) 糖尿病体質の人間は、菌に対する抵抗力も弱いので、ちょっとした怪我も大事になりやすいとか。
日頃の健康管理のずさんさが露呈した感じで、恥かしい限りです。
病院では、1日2回の点滴を受け、後は、脚の血流を保つために足を少し高く掲げて、寝ているだけ。
6日間、窓の外に見えるビル群が、朝の日差しに包まれ、夕暮れの色に染まり、ネオンに衣替えする様子をひたすら眺めるだけの日々でした。
寝たままできることといえば、本を読むか、テレビを観るだけ。
テレビはさんざん観たなぁ。
おかげで、手軽にできる豚の竜田揚げ、本格的な玉子焼き、炊飯器を使ったチャーハンの作り方なんかをしっかり覚えました。
ドキュメンタリーも欠かさず観ましたねぇ。
面白かったのは、NHK教育テレビでやっていた 「ティラノザウルスの正体」 。
四つ足の大恐竜なのですが、ティラノザウルスの前足というのは、「何のために付いているの?」 と疑いたくなるほど小さなもの。
6~7トンという巨体を、ほとんど2本足で支えていたわけですね。
移動時には、いったいどうやってバランスを取っていたのか。
エサとなる草食恐竜を捕食するときは、どういう行動を取っていたのか。

いやぁ、傑作!
古生物学に始まり、遺伝子学、工学、物理学などの諸学問を総動員して、その秘密を明かしながら、さらにそれを 『ジュラシックパーク』 顔負けのCG映像で見せてくれるので、こりゃもうたまりません。
最近の学説では、ティラノザウルスの歩行速度は、最大時速50㎞ぐらいというのが定説だったそうですが、骨や筋肉の構造を工学的に研究すると、時速30㎞ぐらいが関の山だったとか。
移動速度の遅さを補うように、彼らは、狼のように役割分担を決めて、集団で狩をしていたのではないか?
あるいは、ハイエナのように、草原に倒れていた恐竜の死肉を食べていたのではないか?
いろいろな仮説も紹介されて、興味はいや増すばかり。
こういうドキュメンタリー番組は、好きですねぇ。
別の番組では、東海大学の学生たちが耐久マシンを製作して、ルマンに挑戦するリポートを放映していました。
これも面白かった。
ハーネスの回し方すらもおぼつかないような状態から、どうやってルマンの出場権を獲得するマシンに仕上げるまでに至ったか。
もし、これで予選などに通ったら、とてつもない快挙でしょ。
元気の出てくるリポートでした。
しかし、この間、一番目にしたのは、なんといっても中国の四川大地震の実況中継。
瓦礫の下に埋もれている肉親の安否を気遣って泣き叫ぶ人々の顔。
暗澹たる気持ちになります。
「救出するために、やむなく足を切断するようです」
などというナレーションが入ってきて、その本人と家族のことを思うと、思わずチャンネルを変えたくなってしまいます。
…俺なんか、かすり傷だけで点滴を受けている。
わが身を 「幸せ」 と思うと同時に、そういう 「幸せ」 にうしろめたさを感じたり。
めまぐるしく動いていく世の中を尻目に、ぬくぬくと寝そべって過ごした6日間。
今日、退院しました。
本当に申し訳ございませんでした。
「末期ガンにでもかかったのだろう。命があるうちに、東京まで見舞いにいかねば…」
などと思われた方もいらっしゃったとか。
カスタムプロホワイトの池田様。
大丈夫です。
ガンではなかったようです。
この場を借りて、お詫びと御礼を述べさせていただきます。
いろいろと励ましのコメントもいただきました。
皆さまありがとうございました。
病名は、「蜂窩織炎 (ほうかしきえん) 」 というもの。
なんじゃそりゃ?
私もはじめて聞く名です。
要は、黴菌による感染で、患部に 「蜂の巣」 のような穴が空くというもの。まぁ、傷口の後処理を怠って放置してしまうと、そういう状態になってしまうということらしいのです。
特に、(私のような) 糖尿病体質の人間は、菌に対する抵抗力も弱いので、ちょっとした怪我も大事になりやすいとか。
日頃の健康管理のずさんさが露呈した感じで、恥かしい限りです。
病院では、1日2回の点滴を受け、後は、脚の血流を保つために足を少し高く掲げて、寝ているだけ。
6日間、窓の外に見えるビル群が、朝の日差しに包まれ、夕暮れの色に染まり、ネオンに衣替えする様子をひたすら眺めるだけの日々でした。
寝たままできることといえば、本を読むか、テレビを観るだけ。
テレビはさんざん観たなぁ。
おかげで、手軽にできる豚の竜田揚げ、本格的な玉子焼き、炊飯器を使ったチャーハンの作り方なんかをしっかり覚えました。
ドキュメンタリーも欠かさず観ましたねぇ。
面白かったのは、NHK教育テレビでやっていた 「ティラノザウルスの正体」 。
四つ足の大恐竜なのですが、ティラノザウルスの前足というのは、「何のために付いているの?」 と疑いたくなるほど小さなもの。
6~7トンという巨体を、ほとんど2本足で支えていたわけですね。
移動時には、いったいどうやってバランスを取っていたのか。
エサとなる草食恐竜を捕食するときは、どういう行動を取っていたのか。
いやぁ、傑作!
古生物学に始まり、遺伝子学、工学、物理学などの諸学問を総動員して、その秘密を明かしながら、さらにそれを 『ジュラシックパーク』 顔負けのCG映像で見せてくれるので、こりゃもうたまりません。
最近の学説では、ティラノザウルスの歩行速度は、最大時速50㎞ぐらいというのが定説だったそうですが、骨や筋肉の構造を工学的に研究すると、時速30㎞ぐらいが関の山だったとか。
移動速度の遅さを補うように、彼らは、狼のように役割分担を決めて、集団で狩をしていたのではないか?
あるいは、ハイエナのように、草原に倒れていた恐竜の死肉を食べていたのではないか?
いろいろな仮説も紹介されて、興味はいや増すばかり。
こういうドキュメンタリー番組は、好きですねぇ。
別の番組では、東海大学の学生たちが耐久マシンを製作して、ルマンに挑戦するリポートを放映していました。
これも面白かった。
ハーネスの回し方すらもおぼつかないような状態から、どうやってルマンの出場権を獲得するマシンに仕上げるまでに至ったか。
もし、これで予選などに通ったら、とてつもない快挙でしょ。
元気の出てくるリポートでした。
しかし、この間、一番目にしたのは、なんといっても中国の四川大地震の実況中継。
瓦礫の下に埋もれている肉親の安否を気遣って泣き叫ぶ人々の顔。
暗澹たる気持ちになります。
「救出するために、やむなく足を切断するようです」
などというナレーションが入ってきて、その本人と家族のことを思うと、思わずチャンネルを変えたくなってしまいます。
…俺なんか、かすり傷だけで点滴を受けている。
わが身を 「幸せ」 と思うと同時に、そういう 「幸せ」 にうしろめたさを感じたり。
めまぐるしく動いていく世の中を尻目に、ぬくぬくと寝そべって過ごした6日間。
今日、退院しました。

1週間は長かったですね!
入院すると、健康のありがたさが身にしみますよね。
私のひざ下の傷もようやくふさがりました。
そして、退院おめでとうございます。
健康がなにより。
また、連絡しますね。
蜂窩織炎は小錦も悩ませていましたね。
どうかご自愛を。
喉元過ぎれば、なんとやら…で、もう結構歩き回っています。今日は本屋とレコード屋めぐり。この間、読みたかったけれど買っていない本をまとめ買いしました。
読んだ感想なども、またブログで公表しますので、またコメントいただければ幸いです。
病気や怪我を経験すると、健康のありがたさが分かるというのは本当ですね。これを機に、健康のためのダイエットも試みるつもりです。
膝下の傷もふさがったとのこと、良かったですね。これからも気をつけてください。
玄人! うん、そうなのかなぁ…。
確かに、本の制作途上だったら、きっと病院に行くこともなく、入院も経験しなかったでしょうね。
それでも傷は治ったかもしれませんが、糖尿病対策は進まなかったでしょうね。
またの連絡をお待ちしています。
ありがとうございます。
小錦も蜂窩織炎だったのですか。私はアスリート(…小錦だってアスリートだよね?)…のかかる病に冒されたわけですね。
名誉なこととしておきます。
また、コメントください。
やっぱり、職業病でしょうか?入院中もしっかりとネタ集めをしているんですね。無事に退院できたことを喜ぶと同時に、町田さんの物書きとしてのプロ根性を垣間見た次第です。
健康には、お気をつけください。
完治するまでは、無理をなさらずに。
元気な町田さんにお会いできる日を、楽しみにしています。
ありがとうございます。
「ネタ集め」 というほど意識的なものではないのですが、昔から週刊誌や新聞などの、ちょっと気になった記事をメモしておくことは好きでした。
メモしたものの大半は、忘れてしまいます。
でも、「何が気になるのか」 という “現場感覚” を維持するためには、そういうことも必要なのかもしれません。
お会いできる日を楽しみにしています。