2008年04月26日
ZiL520&520e
前回に続き、『 キャンピングカー super ガイド 2008 』 より、蔵出し情報の第2弾をお届けいたしましょう。
今回は、バンテックさんのジル520と、ジル520e 。
同じシャシーとシェルを共有しながら、想定ユーザー層とレイアウトががらりと異なるという二つのクルマを、今回は同じページで紹介しています。
ジル520は、リヤ2段ベッドを備えたファミリー対応型。
それに対する520eは、L型ラウンジと、固定ベッドとしても使えるリヤダイネットを持つシニアカップル仕様。
ユーザー層が多様化してきた国産キャンピングカーシーンを象徴するような設定です。
それでは、2008ガイドから、その部分を事前公表いたします。
【 ZiL 520 & 520e 】
《 国産キャブコンシーンをリードする高性能車 》

価格: 6,657,000円より
全長: 5160㎜
全幅: 2110㎜
全高: 2940㎜
ベース車: トヨタ・カムロード
ビルダー: バンテック
ジャンル: 国産キャブコンバージョン
乗車定員: 7名
就寝定員: 4~5名
問合せ先: 048-479-6236
埼玉県新座市あたご2-3-45
HPアドレス: http://www.vantech.co.jp/
【 本文 】
ジル520は、現在のところバンテックのフラッグシップ的なモデルであると同時に、日本のキャブコンの先端を行く思想を盛り込んだクルマだ。
このクルマには家庭用セパレートエアコンが標準装備されているのだが、発電機を使わずにそれを駆動させようというシステムが開発されている。カムロードのディーゼル車に装備されている130Аのオルタネーターを利用し、インバーターを介して直接エアコンを回そうというもの。そのためにサイン波インバーターとトリプルサブバッテリーが標準装備されている。地球環境の保護を意識して、発電機の使用量を控えようという思想をそこから汲み取ることができる。
レイアウト的にも前モデルからさらに進化し、サイドソファーを前方に移動させて、サロンの有効スペースをさらに拡大した。それによって得られる開放感は格別。夜ともなればLEDダウンライトがライトショーを演じ、洋上を漂う豪華クルーザーのようなゴージャス感を堪能できる。エコ思想と贅沢感。それを矛盾なく融合させた新しいキャブコンだ。

▲ ジル520ダイネット
【 キャラクター評価 】
《 「ファミリーの520」、「カップルの520e」 》
ジル520は、520eが設定されたために、「ファミリーの520」 「カップルの520e」 という明確なセグメントができるようになった。ただそれを選ぶのはユーザー。どちらも家族構成や使用目的にかかわりなく、快適に過ごすため諸設備は完備していて、そのキャパシティは相当大きい。最終的には選ぶ人の好みの問題となりそうだ。
【 レポーターのチェック 】
《 ジル520をカップルで楽しむ究極のレイアウト 「520e」 》

▲ 520eのLラウンジ
520eは、ジル520の豪華さと快適性を、カップルだけで享受しようという贅沢なコンセプトでまとめられたクルマである。
エントランスから入ると、まず目に飛び込むのはゆったりと広がる優雅なL型メインダイネット。そしてダークブラウン、アイボリー、クロームで仕上げられた大人の高級感を漂わせるインテリア。陶器製の洗面台とウォールキャビネットを備え、鏡で囲まれた豪華なトイレシャワールーム。リヤダイネットは簡単なベッドメイクで、ハイマウント固定ベッドのように使うことが可能。インテリアライトも付いて、寝る前の優雅な読書を楽しむこともできる。

▲輸入車のような仕上がりのトイレ・シャワー室
【 担当者のひとこと 】
(株)バンテック 増田紘宇一 代表
ジル520は、ジルの進化モデルです。大人数でもゆったりとくつろげる広いメインダイネット。快適な就寝スペースを確保したリヤ常設2段ベッド。装備類も、普通ならオプション設定となるようなものを、ほとんど標準装備しています。

【 レイアウトの特徴 】
新しいジル520では、前モデルよりエントランスの位置が後方に下がり、サイドソファーが前側に移動した。その結果メインダイネットがより広々と使えるようになった。
サードシートには3点式シートベルトが標準装備され、肘掛けパイプも設定されてロングドライブもさらに快適になった。
リヤ常設ベッドは、上段1860×840mm。下段は1910×820mm。前モデルより広がって就寝機能も向上した。
一方の520eは、フロントにL型ダイネット。リヤに対面ダイネットを設けた2ルームスタイル。しかし夫婦ふたりで使う場合は、リヤダイネットを固定ベッドとして使うことができる。リヤダイネットは、お孫さんが旅行に参加したり、不意のゲストが訪れたときの緊急用と割りきることもできる。リヤベッドは1910×1200mmというサイズなので、大人ふたりが寝るのには申し分ない広さが確保されている。

▲ 520eのリヤダイネット
【 主要諸元 】
ベース車両 : トヨタ・カムロード
エンジン種類: 直4 DOHCディーゼル
排 気 量 : 2982cc
最高出力 : 100kW(136ps)/3400rpm
最大トルク : 300N・m(30.6kg-m)/1200~2400rpm
ミッション : 4速AT
駆動方式 : 2WD(FR)
【 主要装備 】
■ 標準装備(ジル520一例)
アクリル断熱2重窓/バックアイカメラ/サイドオーニング/網戸付き大型エントランスドア/エントランスステップ/ルーフレール/リヤスポイラー/サイドレインドリップモール/LPG2kgボンベ/ガス温水ボイラー24㍑/スライド式外部ダストボックス/リヤベッド下大型収納/清水タンク20㍑/生活用水73㍑/排水タンク70㍑/ガラスカバー付ステンレス製シンク&2口コンロ/DC冷蔵庫90㍑/水量計/リヤ常設2段ベッド/LEDダウンライト/エントランスドア連動アシストランプ/屋外ポーチライト/シートベルト(3rd・3点式)/ベバストFFヒーター/セパレートエアコン/スライド式バンクベッド/大型ファン付ルーフベント/カップホルダー付サイドカウンター/対座シート4人用/ダイネットテーブル/テレビ用ウォールマウント/各種収納庫/バッテリープロテクター/100Аディープサイクルバッテリー×3/すぐれもの充電器/走行充電システム/外部コンセント/サブバッテリー残量計/サイン波インバーター1500w/電動カセットトイレ/シャワー設備(温水)他
【 ジル520&520e 価格表(一例) 】
520e ガソリン 2WD АT 6,657,000円
520e ディーゼル 4WD АT 7,434,000円
520 ディーゼル 2WD АT 7,455,000円
520 ディーゼル 4WD АT 7,770,000円他
今回は、バンテックさんのジル520と、ジル520e 。
同じシャシーとシェルを共有しながら、想定ユーザー層とレイアウトががらりと異なるという二つのクルマを、今回は同じページで紹介しています。
ジル520は、リヤ2段ベッドを備えたファミリー対応型。
それに対する520eは、L型ラウンジと、固定ベッドとしても使えるリヤダイネットを持つシニアカップル仕様。
ユーザー層が多様化してきた国産キャンピングカーシーンを象徴するような設定です。
それでは、2008ガイドから、その部分を事前公表いたします。
【 ZiL 520 & 520e 】
《 国産キャブコンシーンをリードする高性能車 》
価格: 6,657,000円より
全長: 5160㎜
全幅: 2110㎜
全高: 2940㎜
ベース車: トヨタ・カムロード
ビルダー: バンテック
ジャンル: 国産キャブコンバージョン
乗車定員: 7名
就寝定員: 4~5名
問合せ先: 048-479-6236
埼玉県新座市あたご2-3-45
HPアドレス: http://www.vantech.co.jp/
【 本文 】
ジル520は、現在のところバンテックのフラッグシップ的なモデルであると同時に、日本のキャブコンの先端を行く思想を盛り込んだクルマだ。
このクルマには家庭用セパレートエアコンが標準装備されているのだが、発電機を使わずにそれを駆動させようというシステムが開発されている。カムロードのディーゼル車に装備されている130Аのオルタネーターを利用し、インバーターを介して直接エアコンを回そうというもの。そのためにサイン波インバーターとトリプルサブバッテリーが標準装備されている。地球環境の保護を意識して、発電機の使用量を控えようという思想をそこから汲み取ることができる。
レイアウト的にも前モデルからさらに進化し、サイドソファーを前方に移動させて、サロンの有効スペースをさらに拡大した。それによって得られる開放感は格別。夜ともなればLEDダウンライトがライトショーを演じ、洋上を漂う豪華クルーザーのようなゴージャス感を堪能できる。エコ思想と贅沢感。それを矛盾なく融合させた新しいキャブコンだ。
▲ ジル520ダイネット
【 キャラクター評価 】
《 「ファミリーの520」、「カップルの520e」 》
ジル520は、520eが設定されたために、「ファミリーの520」 「カップルの520e」 という明確なセグメントができるようになった。ただそれを選ぶのはユーザー。どちらも家族構成や使用目的にかかわりなく、快適に過ごすため諸設備は完備していて、そのキャパシティは相当大きい。最終的には選ぶ人の好みの問題となりそうだ。
【 レポーターのチェック 】
《 ジル520をカップルで楽しむ究極のレイアウト 「520e」 》
▲ 520eのLラウンジ
520eは、ジル520の豪華さと快適性を、カップルだけで享受しようという贅沢なコンセプトでまとめられたクルマである。
エントランスから入ると、まず目に飛び込むのはゆったりと広がる優雅なL型メインダイネット。そしてダークブラウン、アイボリー、クロームで仕上げられた大人の高級感を漂わせるインテリア。陶器製の洗面台とウォールキャビネットを備え、鏡で囲まれた豪華なトイレシャワールーム。リヤダイネットは簡単なベッドメイクで、ハイマウント固定ベッドのように使うことが可能。インテリアライトも付いて、寝る前の優雅な読書を楽しむこともできる。
▲輸入車のような仕上がりのトイレ・シャワー室
【 担当者のひとこと 】
(株)バンテック 増田紘宇一 代表
ジル520は、ジルの進化モデルです。大人数でもゆったりとくつろげる広いメインダイネット。快適な就寝スペースを確保したリヤ常設2段ベッド。装備類も、普通ならオプション設定となるようなものを、ほとんど標準装備しています。
【 レイアウトの特徴 】
新しいジル520では、前モデルよりエントランスの位置が後方に下がり、サイドソファーが前側に移動した。その結果メインダイネットがより広々と使えるようになった。
サードシートには3点式シートベルトが標準装備され、肘掛けパイプも設定されてロングドライブもさらに快適になった。
リヤ常設ベッドは、上段1860×840mm。下段は1910×820mm。前モデルより広がって就寝機能も向上した。
一方の520eは、フロントにL型ダイネット。リヤに対面ダイネットを設けた2ルームスタイル。しかし夫婦ふたりで使う場合は、リヤダイネットを固定ベッドとして使うことができる。リヤダイネットは、お孫さんが旅行に参加したり、不意のゲストが訪れたときの緊急用と割りきることもできる。リヤベッドは1910×1200mmというサイズなので、大人ふたりが寝るのには申し分ない広さが確保されている。
▲ 520eのリヤダイネット
【 主要諸元 】
ベース車両 : トヨタ・カムロード
エンジン種類: 直4 DOHCディーゼル
排 気 量 : 2982cc
最高出力 : 100kW(136ps)/3400rpm
最大トルク : 300N・m(30.6kg-m)/1200~2400rpm
ミッション : 4速AT
駆動方式 : 2WD(FR)
【 主要装備 】
■ 標準装備(ジル520一例)
アクリル断熱2重窓/バックアイカメラ/サイドオーニング/網戸付き大型エントランスドア/エントランスステップ/ルーフレール/リヤスポイラー/サイドレインドリップモール/LPG2kgボンベ/ガス温水ボイラー24㍑/スライド式外部ダストボックス/リヤベッド下大型収納/清水タンク20㍑/生活用水73㍑/排水タンク70㍑/ガラスカバー付ステンレス製シンク&2口コンロ/DC冷蔵庫90㍑/水量計/リヤ常設2段ベッド/LEDダウンライト/エントランスドア連動アシストランプ/屋外ポーチライト/シートベルト(3rd・3点式)/ベバストFFヒーター/セパレートエアコン/スライド式バンクベッド/大型ファン付ルーフベント/カップホルダー付サイドカウンター/対座シート4人用/ダイネットテーブル/テレビ用ウォールマウント/各種収納庫/バッテリープロテクター/100Аディープサイクルバッテリー×3/すぐれもの充電器/走行充電システム/外部コンセント/サブバッテリー残量計/サイン波インバーター1500w/電動カセットトイレ/シャワー設備(温水)他
【 ジル520&520e 価格表(一例) 】
520e ガソリン 2WD АT 6,657,000円
520e ディーゼル 4WD АT 7,434,000円
520 ディーゼル 2WD АT 7,455,000円
520 ディーゼル 4WD АT 7,770,000円他

ユーザーとして予想外だった点は、次のとおりです。
1 過酷な使用に関わらず装備の故障皆無
2 車内での日常生活、快適の一言
3 高速道路、山岳道路も十分な走行性能
(狭い車内で、故障は多く、ヨタヨタ走ると思っていました。)
バンテック社のキャンピングカー製作の「哲学」だと思いますが、快適化を第一として、生活に関わる設備をすべて標準としています。
不用と思われましたシャワー設備も使ってみると、この上もない便利なものでした。
最近、このジル520の同型の車両で埼玉所在の方が、夫婦で沖縄から奄美大島経由本州に、37日間の旅行をしました。
キャンピングカーの「生活力」、新ためて感心しているところです。
町田さん、いずれにしろ、キャンピングカーでの「くるま旅くらし」、定年退職者にとってベストです。
貴重なユーザーレポートありがとうございます。
このブログは、バンテック関係者の人たちもよく読んでくださっているようなので、小西さんのレポートはとても製作スタッフの励みになるのではないかと思います。
どのビルダーさんにも、それなりに 「哲学」 がありますが、バンテックさんは、それを 「形」 として表現するのが上手ですよね。
その背景には、商品化する前にかなりテストを繰り返しているからだろうと推測しています。
バンテックさんの車両は、この他にもたくさん載っていますので、ぜひ一度ご一読ください。