2008年02月06日
町田はいないよ
最近は少し減ったが、職場に 「金融ビジネスのお誘い」 みたいな電話がよくかかってくる。
「町田部長はいらっしゃいますか?」
…などと尋ねられると、“部長” とか “編集長” などと肩書きがあっても、けっきょく部下のいない私が、直接電話を取るわけで、
「はい、私ですが」
…などと言おうものなら、
「いやぁ、町田さんですかぁ! その後お変わりありませんか? お元気そうなお声でよかったぁ」
お前だれだよ?
「○○です! △△証券の○○ですが、覚えていらっしゃいますか?」
覚えてねぇよ。
「以前、資産運用のお話で、お電話にて失礼させていただいた○○です」
知らねぇよ。
結局こちらから、「いま間にあっていますので、失礼します」
…ってな感じで、電話を切らざるを得ない。
この手の電話は、交換を通す場合は、
「町田君いる?」
みたいな口調で話してくるらしい。友達を装って取り次がせようとするわけだ。
で、本人に替わると、手のひらを返したように、
「いやぁどうもぉ! 突然のお電話でさぞや驚かれたこととは思いますが、ホントお忙しいところ、たいへん恐縮でございますが…」
と、平身低頭な対応にとって変わる。

いっとき、先物取り引きの勧誘が集中することがあった。
ちょっと、話を聞いていると、
「大豆、トウモロコシ、砂糖などが、おいしい投資の対象になる」 などと説明してくれる。
投資のからくりなどには全く無知なので、相手が何を話してくれても、さっぱり解らない。
「…まぁ、またの機会にお願いします」
と、これも、こちらから電話を切ることになる。
その後が、面白い!
10分後ぐらいに、また同じ人から電話。
「町田ぶちょぉー! 大変なことになりましたぁ! たった今入った情報で、△△地方の大干ばつでトウモロコシが高騰中! いやぁ千載一遇の好機ですよぉ! とにかくこの情報を、真っ先に町田さんにお知らせしたいと思いましてぇ」
俺が何人目の “真っ先” なんだよ。
さっきとはうって変わって、電話の向こう側があわただしい。
途切れることなく電話のコール音が鳴り響き、絶叫する女性の声が聞こえる。
まるで爆弾テロにでも巻き込まれたような雰囲気だ。
「ハリー、ハリー!」 なんていう英語が、なかなか効果的なタイミングで入っている。
「町田ぶちょぉー! 聞こえてますかぁ? トウモロコシが……」
…ポップコーンにでも化けたのかい?
とにかく、無味乾燥な私の職場に、突然ドラマが割り込んできた感じで、この手の電話は大いに気分転換になる。

こういう電話をかけてくる方々は、「直接お会いしたい」 というのが通例だ。
「このたび、この地区を担当することになりました○○です。元気なだけが取りえの不調法者ですが、ひとつ、その元気な顔を見てやろうとお情けをいただきたく思い、これからそちらにお邪魔します」
来なくていいよ。
「今日の午後、ちょうど御社の前を通るのですが、部長いらっしゃいますか?」
いねぇよ。
…でも、こういう人たちは、きっと毎日厳しいノルマに責めたてられて、一件でも多く実績を作りたいんだろうな。
ご本人にとっても、ストレスの多い仕事なんだろうと思う。
だから、無愛想に断ると可哀想な気もする。
そこで、この手の電話は次のように処理している。
「町田部長はいらっしゃいますか?」
「あいにく町田は、昨日から海外出張なんですが…」
「お戻りはいつぐらいでしょうか?」
「1ヵ月後の週末の予定になっております」
…と答えているのは、当の “町田部長” である。
これなら、相手も傷つかない。
夜遅くかかってくる電話の場合は、
「町田部長はいらっしゃいますか?」
「はぁて…。この会社の社員はみな帰られたようですなぁ」
「部長は、明日はお見えになりますかね?」
「さぁ…。ワシはたまたま見回りに来て、この電話を取っただけなんでね」
…と答えるのも、当の “町田部長” である。
たまに感じの悪い電話だと、
「町田部長さんいる?」
「あいつ夜逃げしたんや。あんただれや?」
いろんな役をこなすので、けっこう忙しい。
「町田部長はいらっしゃいますか?」
…などと尋ねられると、“部長” とか “編集長” などと肩書きがあっても、けっきょく部下のいない私が、直接電話を取るわけで、
「はい、私ですが」
…などと言おうものなら、
「いやぁ、町田さんですかぁ! その後お変わりありませんか? お元気そうなお声でよかったぁ」
お前だれだよ?
「○○です! △△証券の○○ですが、覚えていらっしゃいますか?」
覚えてねぇよ。
「以前、資産運用のお話で、お電話にて失礼させていただいた○○です」
知らねぇよ。
結局こちらから、「いま間にあっていますので、失礼します」
…ってな感じで、電話を切らざるを得ない。
この手の電話は、交換を通す場合は、
「町田君いる?」
みたいな口調で話してくるらしい。友達を装って取り次がせようとするわけだ。
で、本人に替わると、手のひらを返したように、
「いやぁどうもぉ! 突然のお電話でさぞや驚かれたこととは思いますが、ホントお忙しいところ、たいへん恐縮でございますが…」
と、平身低頭な対応にとって変わる。
いっとき、先物取り引きの勧誘が集中することがあった。
ちょっと、話を聞いていると、
「大豆、トウモロコシ、砂糖などが、おいしい投資の対象になる」 などと説明してくれる。
投資のからくりなどには全く無知なので、相手が何を話してくれても、さっぱり解らない。
「…まぁ、またの機会にお願いします」
と、これも、こちらから電話を切ることになる。
その後が、面白い!
10分後ぐらいに、また同じ人から電話。
「町田ぶちょぉー! 大変なことになりましたぁ! たった今入った情報で、△△地方の大干ばつでトウモロコシが高騰中! いやぁ千載一遇の好機ですよぉ! とにかくこの情報を、真っ先に町田さんにお知らせしたいと思いましてぇ」
俺が何人目の “真っ先” なんだよ。
さっきとはうって変わって、電話の向こう側があわただしい。
途切れることなく電話のコール音が鳴り響き、絶叫する女性の声が聞こえる。
まるで爆弾テロにでも巻き込まれたような雰囲気だ。
「ハリー、ハリー!」 なんていう英語が、なかなか効果的なタイミングで入っている。
「町田ぶちょぉー! 聞こえてますかぁ? トウモロコシが……」
…ポップコーンにでも化けたのかい?
とにかく、無味乾燥な私の職場に、突然ドラマが割り込んできた感じで、この手の電話は大いに気分転換になる。
こういう電話をかけてくる方々は、「直接お会いしたい」 というのが通例だ。
「このたび、この地区を担当することになりました○○です。元気なだけが取りえの不調法者ですが、ひとつ、その元気な顔を見てやろうとお情けをいただきたく思い、これからそちらにお邪魔します」
来なくていいよ。
「今日の午後、ちょうど御社の前を通るのですが、部長いらっしゃいますか?」
いねぇよ。
…でも、こういう人たちは、きっと毎日厳しいノルマに責めたてられて、一件でも多く実績を作りたいんだろうな。
ご本人にとっても、ストレスの多い仕事なんだろうと思う。
だから、無愛想に断ると可哀想な気もする。
そこで、この手の電話は次のように処理している。
「町田部長はいらっしゃいますか?」
「あいにく町田は、昨日から海外出張なんですが…」
「お戻りはいつぐらいでしょうか?」
「1ヵ月後の週末の予定になっております」
…と答えているのは、当の “町田部長” である。
これなら、相手も傷つかない。
夜遅くかかってくる電話の場合は、
「町田部長はいらっしゃいますか?」
「はぁて…。この会社の社員はみな帰られたようですなぁ」
「部長は、明日はお見えになりますかね?」
「さぁ…。ワシはたまたま見回りに来て、この電話を取っただけなんでね」
…と答えるのも、当の “町田部長” である。
たまに感じの悪い電話だと、
「町田部長さんいる?」
「あいつ夜逃げしたんや。あんただれや?」
いろんな役をこなすので、けっこう忙しい。

こっちがむしゃくしゃしている時にかけてきたときには「失礼ですが当方への連絡先はどういった経緯で手に入れられたものでしょうか」というと、ほとんどの場合、そのまま一方的に電話を切るようです。個人情報保護法にからんで、こういった場合、その連絡先を入手した経路を聞かれた場合、きちんと答えないといけないらしいです。
最近の若いメンバーは、あまり聞かないですね。私が若い頃は受話器をおいてオンスピーカーにして周りの人に聞かせて、みんなで笑っていました。
電話器はナンバーディスプレーにして非通知お断りにしてからいったん少なくなりましたが、最近はナンバー通知でかけてくる業者もいますね!!
暇な時には遊びます!!先物や投資関係だと、儲かるような話を聞いたあとに電話の相手に『損害が出たらあんたが保障するんだろ!?』と言うとすぐに引きますね^^
私もひっかかりました! 「先輩と同じ大学の出身で…」というやつ。
その人は、他の電話のようにテキパキしていなくて、モソっとしていたので、ついつい会っちゃいました。
でも、結局は時間の無駄だった。
少し「先物取引」の知識を身につけようと思ったのですが、彼もあんまり深くは知らないようで。こっちも基礎知識がないし。
最近は「居留守」を使う方が多いです。
ちょっとヒマなとき、気分転換に「遊ぶ」のも、たまにはいいですよね。
私は、一度「儲け話」から話題をそらして、投資ビジネスと地球資源保護の関係の話に相手を巻き込んだことがあります。
けっこう一生懸命答えようと努力された方なので、ちょっと見直しました。
中には勉強されている方もいらっしゃるんですね。
でも、彼の勧める「儲け話」には、ついに乗らなかったのですが。