2007年08月09日
ゴミ出さない工夫
夏休み真っ最中!
お盆を間近にひかえ、日本人がもっとも旅行に出かけるシーズンの到来です。
この時期に、キャンピングカー旅行を予定されているユーザーさんも多いでしょうね。

だけど、最近、キャンピングカー旅行のゴミ処理をテーマにしたサイトが、いろいろと登場してくるようになりました。
日本RV協会 (JRVA) さんのHPでも、ゴミ処理に対する心構えを論じた会長とユーザーの対談がUPされています。
そのなかでは、キャンピングカーユーザーがよく利用する 「道の駅」 や高速道路のSA・PAにおいて、ユーザーが心がけなければならないマナーが広く語られているのですが、
「何から何まで、禁止にしてしまうのではなく、守るべきルールやマナーをユーザーが自分自身で判断するという、人間としての高度な判断力が、これからは必要になる」
という意見が印象的でした。
その対談のなかでは、特にゴミ処理に関して、「ゴミを出さない工夫が必要」 と述べられています。
「短い旅行だったら、食料品を包装紙から出して、あらかじめ自宅でプラスティック容器に移し替えるとか、カップラーメンも、中身だけを取り出して、マイカップに移して携帯するなど、小さな積み重ねが大事になる」
とも。

キャンピングカービルダーのレクビィさんのHPでも、「マナー」 をテーマにしたコーナーが設けられ、そこでも、旅先でのゴミの発生量を減らす具体的なノウハウが掲げられています。
『キャンピングカー スーパーガイド』 のHPで、連載エッセイ「答えは風の中」 を執筆している池田健一さんも、ゴミ問題のスペシャリスト。
池田さんからは、こんな意見が寄せられています。
以下、ちょっとご紹介しましょう。
「ゴミを出さない工夫を身につけるには、クルマを使わないアウトドアを、一度経験してみるのもいいかもしれません。
20年ほど前、私 (池田) は、2~3㎏あるリュックサックを背負い、さらに10㎏近いテントや食料を背負って、山に登っていました。
荷物の重量を軽くするためには、携帯するものを吟味しなければなりません。
必然的に、不要な荷物は省く習慣が身につきます。
まず、ビン類や缶詰などは、それ自体が重いので、すべてタッパー (密閉容器) に移します。
水の携帯も最小限。主に、旅先の駅の水飲み場や、岩場の湧き水を利用していました。
どうしても、途中で飲み物を買わざるを得ないときは、紙パックに入ったものしか買いません。飲み終わっても、紙パックなら小さくたたんで持ち帰れるからです。
とにかく、ゴミを出さない工夫をすることが、登山を楽にする秘訣でした。
そうやって、体力を使う登山やサーフィンを楽しんでいたのですが、最近は、さすがにそういう遊びからも遠ざかり、今は“オートキャンプ軟弱派”を続けています。
でも、なぜかゴミは出ません。
やはり、「ゴミを持って帰るのが面倒くさい」 という、かつて身についた感覚が、今も体が覚えているからでしょう。
だからキャンプに行っても、食材は、米、アジの干物、ふりかけぐらい。
あとは、ヤキイモにするサツマイモ、アサリ貝などを持っていく程度です。
うちのオクサンや子供たちは、さすがに、米とふりかけでは物足らないのか、野菜や肉も持参します。
しかし、野菜は出かける前にカットし、肉はすぐ調理できる状態にして持っていきます。
調味料も、すべて専用のポットに入れて持参し、野外で空き瓶などにならないように心がけています。

とにかく、身のまわりを身軽にして出かけるのが、「池田流キャンプ」 です。
だから、キャンピングカーの旅でも、うちは冷蔵庫に頼りません。
ちょっと性能の良いクーラーボックスひとつあれば十分。氷も買いません。
代わりに、飲料水のたぐいは、みな大型ペットボトルに詰め込んで、その中身自体をあらかじめ冷凍して、「氷」 にしてしまいます。
実際に、ジュースなどは、シャーベットにして、溶けるのを待ちながら、ちびちび飲んでいる方が美味しいし、楽しい。
こうして、飲料水のたぐいをペットボトルに詰めて氷状にしてしまえば、クーラーボックスに入れておくだけで、2~3日ぐらい持ちます。
大型ボトルを凍らせるには、家庭用冷蔵庫では1週間ぐらいかかることもありますが、市販されている専用フリーザー (3万円くらい) を買っておけば、1日もあれば立派な氷ができあがります。
こうしておけば、旅行前に氷を用意したり、途中で氷を購入したりする必要もありません。
このペットボトルを氷にするアイデアは、冷蔵庫を装備したキャンピングカーのオーナーにもきっと役立つはずです。こういうボトルを冷蔵庫内に入れておけば、冷却効果も効率よく高まります。
ぜひ、試してみてください。
とにかく、不必要なものを持っていかないのが、わが家のキャンプ。だから、現地に着いてから忙しく動き回ることもありません。
そういう、ぐうたらな、何もしないキャンプなのですが、その方が、本当に心身ともにのんびりとくつろげます」
…以上が、池田さんのコメントです。
ゴミを出さないエコキャンプは、また 「のんびりキャンプ」 というわけで、これからのアウトドアレジャーの方向を示すような意見でありました。
大手企業も、ゴミを減らす商品の開発に力を入れるようになってきました。
たとえば、日清食品からは 「カップヌードル リフィル (詰め替え用) 」 という新商品が発売されています。

これは、麺を従来比の約80%に圧縮したコンパクトな容器を開発して、マイカップとセットで販売するようにしたものです。
このマイカップは、洗えば何度でも使うことが可能で、しかも保温性・断熱性に優れているため、従来の容器よりはおいしく食べられるとのこと。
日清食品では、これを 「これからの旅行に適した、エコスタイルのヌードル」 としてキャンペーンを展開中です。
ゴミをいかに減らすか。企業側もそういうテーマに着眼する時代になってきたんですね。
《関連情報》
日本RV協会ホームページ 「ユーザー対談」
レクビィホームページ 「キャンプマナーを考える」
日清食品 「カップヌードル リフィル」
《関連記事》
「マナー違反への警鐘」
お盆を間近にひかえ、日本人がもっとも旅行に出かけるシーズンの到来です。
この時期に、キャンピングカー旅行を予定されているユーザーさんも多いでしょうね。
だけど、最近、キャンピングカー旅行のゴミ処理をテーマにしたサイトが、いろいろと登場してくるようになりました。
日本RV協会 (JRVA) さんのHPでも、ゴミ処理に対する心構えを論じた会長とユーザーの対談がUPされています。
そのなかでは、キャンピングカーユーザーがよく利用する 「道の駅」 や高速道路のSA・PAにおいて、ユーザーが心がけなければならないマナーが広く語られているのですが、
「何から何まで、禁止にしてしまうのではなく、守るべきルールやマナーをユーザーが自分自身で判断するという、人間としての高度な判断力が、これからは必要になる」
という意見が印象的でした。
その対談のなかでは、特にゴミ処理に関して、「ゴミを出さない工夫が必要」 と述べられています。
「短い旅行だったら、食料品を包装紙から出して、あらかじめ自宅でプラスティック容器に移し替えるとか、カップラーメンも、中身だけを取り出して、マイカップに移して携帯するなど、小さな積み重ねが大事になる」
とも。
キャンピングカービルダーのレクビィさんのHPでも、「マナー」 をテーマにしたコーナーが設けられ、そこでも、旅先でのゴミの発生量を減らす具体的なノウハウが掲げられています。
『キャンピングカー スーパーガイド』 のHPで、連載エッセイ「答えは風の中」 を執筆している池田健一さんも、ゴミ問題のスペシャリスト。
池田さんからは、こんな意見が寄せられています。
以下、ちょっとご紹介しましょう。
「ゴミを出さない工夫を身につけるには、クルマを使わないアウトドアを、一度経験してみるのもいいかもしれません。
20年ほど前、私 (池田) は、2~3㎏あるリュックサックを背負い、さらに10㎏近いテントや食料を背負って、山に登っていました。
荷物の重量を軽くするためには、携帯するものを吟味しなければなりません。
必然的に、不要な荷物は省く習慣が身につきます。
まず、ビン類や缶詰などは、それ自体が重いので、すべてタッパー (密閉容器) に移します。
水の携帯も最小限。主に、旅先の駅の水飲み場や、岩場の湧き水を利用していました。
どうしても、途中で飲み物を買わざるを得ないときは、紙パックに入ったものしか買いません。飲み終わっても、紙パックなら小さくたたんで持ち帰れるからです。
とにかく、ゴミを出さない工夫をすることが、登山を楽にする秘訣でした。
そうやって、体力を使う登山やサーフィンを楽しんでいたのですが、最近は、さすがにそういう遊びからも遠ざかり、今は“オートキャンプ軟弱派”を続けています。
でも、なぜかゴミは出ません。
やはり、「ゴミを持って帰るのが面倒くさい」 という、かつて身についた感覚が、今も体が覚えているからでしょう。
だからキャンプに行っても、食材は、米、アジの干物、ふりかけぐらい。
あとは、ヤキイモにするサツマイモ、アサリ貝などを持っていく程度です。
うちのオクサンや子供たちは、さすがに、米とふりかけでは物足らないのか、野菜や肉も持参します。
しかし、野菜は出かける前にカットし、肉はすぐ調理できる状態にして持っていきます。
調味料も、すべて専用のポットに入れて持参し、野外で空き瓶などにならないように心がけています。
とにかく、身のまわりを身軽にして出かけるのが、「池田流キャンプ」 です。
だから、キャンピングカーの旅でも、うちは冷蔵庫に頼りません。
ちょっと性能の良いクーラーボックスひとつあれば十分。氷も買いません。
代わりに、飲料水のたぐいは、みな大型ペットボトルに詰め込んで、その中身自体をあらかじめ冷凍して、「氷」 にしてしまいます。
実際に、ジュースなどは、シャーベットにして、溶けるのを待ちながら、ちびちび飲んでいる方が美味しいし、楽しい。
こうして、飲料水のたぐいをペットボトルに詰めて氷状にしてしまえば、クーラーボックスに入れておくだけで、2~3日ぐらい持ちます。
大型ボトルを凍らせるには、家庭用冷蔵庫では1週間ぐらいかかることもありますが、市販されている専用フリーザー (3万円くらい) を買っておけば、1日もあれば立派な氷ができあがります。
こうしておけば、旅行前に氷を用意したり、途中で氷を購入したりする必要もありません。
このペットボトルを氷にするアイデアは、冷蔵庫を装備したキャンピングカーのオーナーにもきっと役立つはずです。こういうボトルを冷蔵庫内に入れておけば、冷却効果も効率よく高まります。
ぜひ、試してみてください。
とにかく、不必要なものを持っていかないのが、わが家のキャンプ。だから、現地に着いてから忙しく動き回ることもありません。
そういう、ぐうたらな、何もしないキャンプなのですが、その方が、本当に心身ともにのんびりとくつろげます」
…以上が、池田さんのコメントです。
ゴミを出さないエコキャンプは、また 「のんびりキャンプ」 というわけで、これからのアウトドアレジャーの方向を示すような意見でありました。
大手企業も、ゴミを減らす商品の開発に力を入れるようになってきました。
たとえば、日清食品からは 「カップヌードル リフィル (詰め替え用) 」 という新商品が発売されています。
これは、麺を従来比の約80%に圧縮したコンパクトな容器を開発して、マイカップとセットで販売するようにしたものです。
このマイカップは、洗えば何度でも使うことが可能で、しかも保温性・断熱性に優れているため、従来の容器よりはおいしく食べられるとのこと。
日清食品では、これを 「これからの旅行に適した、エコスタイルのヌードル」 としてキャンペーンを展開中です。
ゴミをいかに減らすか。企業側もそういうテーマに着眼する時代になってきたんですね。
《関連情報》
日本RV協会ホームページ 「ユーザー対談」
レクビィホームページ 「キャンプマナーを考える」
日清食品 「カップヌードル リフィル」
《関連記事》
「マナー違反への警鐘」

TJさんは、この「カップヌードル リフィル」の記事を5月に掲載されていたのですね。その記事は見逃しておりました。
ここに画像として挿入したカップヌードル リフィルは、7月中旬に行われた「アウトドアフェスティバル IN 信州」 の会場で試食品として配られていたものです。
まだ、食べていないので、この夏にキャンプに行ったとき食べてみようと思っています。
…もっとも、味は変わらないでしょうけれど。
スーパーのレジ袋をクラゲと間違えて食べてしまうウミガメがたくさんいるそうです。
海のごみでもっとも多いのがタバコのフィルターだそうです。
火のついたタバコを海に投げ捨てる人を私は海の男と絶対に認めません。
車の窓から火のついたままのタバコを捨てるヤツにはそれを拾って車内に投げ込みたくなってしまいます。
夏になると、自転車で走る川の土手には花火で遊んで、そのままになっている残骸が多数あります。
中央分離帯に投げ入れられているごみ袋も数知れず。
教育って、何だろう…と思ってしまいます。
どうしてこの程度の社会性を持ち合わせない人間が現代の日本にまだたくさんいるのか不思議です。
ですから、ごみ捨ての場所のごみの問題は変な話ですがまだレベルの高いほうのごみ問題のような気がします。
ごみ捨ての問題の前に、ごみを出さないようにする習慣、大切ですね!
ゴミの問題というのは、どこでも深刻なんですね。
レジ袋をクラゲと間違えて飲み込んでしまうウミガメの話は、かなり前から話題になっていましたので、私も知っています。
クルマの窓から、火のついたままの煙草を投げ捨てるドライバーの姿は、私も見たことがありますので、ヒヤヒヤしてしまいます。火事になったらどうするのでしょうか。
確かに、人間のマナーとかモラルの問題は大きいですね。
しかし、そういうマナーも問題もさることながら、先進国の場合は、ゴミを処理するシステムそのものが破綻しかかっているような気がしないでもありません。
某有名ブランドが、レジ袋に替わるエコバッグを売り出したところ、それが行列ができるほどの大人気。エコバッグに、なぜブランドのロゴまで必要なのか。少し考え込んでしまいました。
結局、企業は「売れるもの」だけを企画するという方針でここまで来てしまっているから、それが廃棄されるときのことまで考えていないんでしょうね。
赤の'57さんのおっしゃるとおり、>「ゴミを出さない習慣が大切」であることは確かです。…しかし、私などのように、便利さに馴れてしまった人間は、実生活の中でそれを守るのが、なかなか大変なんですけど。